2025.01.01 02:08鉄道風景2024総括(人生は旅)道民になって4巡目の季節をめぐった2024年。 古希を迎えたり、人生初の入院があったりしましたが、撮影活動への影響はほぼ無く、趣味人としては充実した1年であったと思います。TOP画は、今年撮影した中で、いちばん「お気に入り」の一枚です。理由は、好きな場所からの撮影だから。登るのがけっこうたいへんな場所ですが、今年も登ることが出来ました。
2024.01.11 09:04鉄道風景2023総括(撮影は出会い)遠い春を想う長い冬も、優しい緑に溢れる短い夏も、北海道の四季に、より深く染み入った2023年でした。撮影は出会い。ローカル線では、この向日葵畑のような一期一会が、路面電車では、一駅歩く毎に小さな出会いがありました。そんな2023年の出会いを、1ヶ月1枚、合計12枚の鉄道風景で振り返ります。(2024/1/11)
2023.05.19 12:57或る鉄道車両の引退国鉄時代は客車、その後気動車に改造され札沼線で活躍。札沼線電化後は、室蘭本線の普通列車として運用に就いてきたキハ143形が本日で引退となりました。地元を走る鉄道車両でしたので、空気のような存在。意識して撮り始めたのはごく最近です。そんなキハ143形が白老の町を走った記録です。
2022.12.29 22:16鉄道風景2022総括(道民1年生として)2022年は、北海道民として通年北海道で過ごした初めての年でした。振り返ると今年の1月が遥か遠い昔と感じるほど。未知の経験の連続が時間の経過をスローにさせたのかもしれません。そんな2022年を、1か月1枚、合計12枚の鉄道風景で振り返ります。この表紙(タイトル:虎杖浜にタラコがやってきた)を含めると13枚です。(2022/12/26)
2022.11.28 01:51夢をありがとう(いすみ鉄道キハ28の10年)昨日、2022年11月27日でもって、いすみ鉄道キハ28の定期運用が終了しました。いすみ鉄道さんは、JR西日本からこの車両を譲り受け、国鉄急行色に塗装変更し、2013年から10年もの長きにわたり走らせてくれました。それは週末の嬉しい選択肢の一つであり、四季の里山風景を走る姿が見られだけで夢のようでした。いすみ鉄道さんには感謝しかありません。
2022.01.06 17:17鉄道風景2021総括(私だけの絶景)仕事をリタイアし、北海道に移住した2021年。人生節目の年でした。環境が変わり、撮影回数が増え、条件も選べた分、狙ったものを丁寧に撮れ、嬉しい偶然も幾つかありました。この総括では「私だけの絶景」と題して、その日、その時間に私だけが巡り合えた写真たちで構成してみました。TOPを飾るのは、半逆光に輝く八重桜と芽吹きの木々の競演、4月のわたらせ渓谷鐡道を訪ねた時の会心の1枚。桜・花桃は終わっていましたが、直前の早朝ロケハンが実り、「季節の瞬間芸」のようなシーンが撮れました。
2021.02.14 15:00さくらトラムが荒川線だった頃10年ひと昔。遠い過去は懐かしむもの、近い過去は惜しむもの。巣ごもり生活でハードディスクの旅に出て、10年前の東京の下町に会えました。変化(進化)する東京と劣化する私の記録です。(主に2010年前後に撮影した荒川線沿線風景です。)
2021.01.24 09:53鉄道風景2020総括華やかな年になるはずでしたが、新型コロナが猛威を振るい、東京オリンピックは延期となり、緊急事態宣言で春の2か月間は写真も休止という前代未聞の年となった2020年。道行く人が皆マスクをしている光景なんて誰が想像したでしょうか。私にとっては、東京で四季を巡るラストイヤー。なんとか健康で公私とも充実し、冬・夏・秋の北海道、久々の北陸、二度の五能線、晩秋には近郊の紅葉一巡りをするなど、週末は例年以上に活発に飛び回った年でした。TOPはベストワンの写真。樹氷のカラマツ林を行く根室本線キハ40。ダイヤモンドダストが降り注ぐ金山湖畔、極寒なのに夢心地の至福の時間でした。
2020.10.19 14:30花の世田谷線 with Love世田谷線は私の最多訪問鉄道の一つです。その魅力は、①通勤定期圏内にある(経済的理由)、②沿線にけっこう花が多い、③路線が短い(ポイントを掴みやすい)、④祭りもある、⑤スーパーおおぜきがある(帰りの買い物)、⑥猫が可愛い。⑦歯医者(笹塚)の後のご褒美など多々あります。(2005~2020)
2020.05.03 04:30鉄道風景2007総括(赴くまま)喫煙、不規則な食生活、寝不足、、寿命なんて他人事で、無頓着に生きられた最後の年が2007年でした。だから写真も良く言えば自在で奔放だったような。翌2008年には禁煙、2010年には降圧剤投与開始等々、若い頃無茶したツケが、55歳を過ぎると次々と出てきた結果、健康を過剰に意識するあまり、写真も引き算思考が強まって、綺麗なんだけどコンサバな感じに。素人ながらも、写真って繊細なんだなぁというのが、2007年の温故知新でした。(2020/5/3編集)
2020.04.29 12:46鉄道風景2005総括(上達)東北の豊かな四季と日本らしい景観、なかでも、絶景と四季の変化が見事な只見線や盛岡支社の花輪線、山田線、岩泉線は、私の写真の道場でした。鉄道写真は、季節感とその土地らしさ、そして車両の好み(愛着度)のバランスが重要であることを、知らず知らずのうちに学びました。2005年はそんなOJTのような年でした。(2020/4/29編集)
2020.04.26 15:11鉄道風景2006総括(南へ北へ)2006年、健康で体力があり、経済も順調。忙しい時ほど休みは日常から離れたいもので、結果、プライベートでも仕事でも年中全国を飛び回っていた「不要不急」の極致のような年。でも、そういう年はいろんなシーンが記憶に残っている。旅した数だけ人生が充実する。だから、不要不急は生きていくうえで必要なことなのだ。(2020/4/26編集)