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道民5年目の夏。4年連続で函館港まつり(8/1-5)に行ってきました。宿はいつものグローバルビューのプレミアムタワー(早々と4月に予約)。滞在中は快晴続きで、海風が爽やか。ゆったりのんびりの3泊4日でした。TOP写真はホテルのベランダからの眺め。夏雲に隠れていますが、下北半島が真正面です。(2025/8/1-4)

チェックインも早々に、花電車撮りに出かけました。人手(運転士)不足なのでしょうか、今年から花電車の運行が減り、ワッショイはこだて期間中は運行なしになりました。したがって、これが日中では唯一の撮影機会です。三両数珠繋ぎは物珍しく、ライダーさんもチラ見していますね。

運行機会が減ったとはいえ、花電車専用車両が運行されること自体、路面電車ファンとしてはありがたい機会です。

初日は、花火大会。夜になるとさらに爽やかで汗かかずの見物でした。花火はいつもと同じく海の近くで観ましたが、電車通りでも観ました。残念ながら市電通過中には花火が上がらず、来年のお楽しみにします。

二日目。朝練です。爽やかな朝です。夏雲モクモク。いつも雲は被写体として意識していますが、ちょうど旧型車両がやって来た時に、雲の形の最高! 満足です。

夕方からは、ワッショイはこだて(パレード)の1日目。大泉市長を先頭にパレード開始です。今回は、函館駅前と市役所前の間に椅子を持参して陣取りました。

パレードは、初日と二日目では、場所が異なるだけでなく、出し物も同じではありません。また、年によって花電車の登場の仕方が違っています。今年は踊りを先導したり、後ろに付いたりと、中々おもしろい登場でした。

そして、ハイカラ號も登場します。

三日目の朝練です。夏の緑と朝の空気が気持ちよく、少し撮ってホテルに戻り、朝食です。

わっしょいはこだて(パレード)の2日目。場所は五稜郭公園前方面に変わります。いつも素晴らしい踊り(北島三郎の祭り)を見せてくれる函館市役所のチーム

消防署の見事な演技

凄い人だかりの中、GLAYのTERUさん(函館ご出身)が、祭りを盛り上げてくれました。

二日目のパレードでは、花電車はラストに3両揃って登場です。

今年も楽しい3泊4日でした。去年の港まつり以降、5回入院をしましたが、いま、ひとまず元気であること感謝です。
白老鉄日記vol.247「函館港まつり22025」でした。

今年は、日高本線だけでカレンダーが作れるように、毎月せっせと通っています。7月は「釣果良し」で、思い描いた夏景色が撮れました。
最近、何事につけ手掛ける事が億劫になり、また複雑なことが面倒になりました。昔は、マメで物覚えよかったのですけどね。このサイトの更新もそんな訳で滞りがちです(^^ゞ (2025/7/10,23,25)

7月10日、午前中は通院。結果は問題なく、心置きなく日高線へ(病院から撮影場所まで車で10分です。)。やってきたのは「山明」という深い緑色。原野も深い緑色。やってきたのが分からないほど景色に溶け込んでいました(;^_^A これはアカンと一往復撮って帰りました。

7月23日、天気予報に期待して、早朝家を出て始発から撮りました。夏の恵庭岳が薄っすら見える朝。始発の三連は恵庭岳を入れて。分かっていたとは言え、この季節は側面に光が当たらず、鉄道写真としては成功とは言えません。景色に救われました。

若いススキを発見。早くも秋の気配です。列車側面に光が当たらず。夏雲の若いススキと景色が良いだけに、余計に悔しい1枚。

ならば正面ねらいの景色が撮れる、浜厚真で。

水に映る夏空を入れた代わりに、本物の夏空は思い切ってカットすることで、車両のコントラストが落とせました。これでOKかな。朝練終了です。

7月25日 午後の訪問です。午後は車両側面に日が当たります。

日高線で宗谷色。苫小牧所属になってくれてありがとう。まさか勇払原野で宗谷色が撮れるなんて(^^♪

夕方の列車は、18時前後。まだ日が高いのでマジックアワーにはなりませんが、凪を期待して勇払川の河原へ。水鏡はイマイチでしたが、夕暮れっぽい切ない写真が撮れました。わたし的には今年最高の鉄道風景が撮れた感じ。

後追いも美味く撮れて、満ち足りた気分で家路につきました。

白老鉄日記vo.246「夏全開」でした。

撮影に出かけるときは、撮りたいものがあります。撮りたいものが思い通り撮れた時は嬉しいものです。それ以上に嬉しいのは思いがけず想定外のものが撮れた時です。今回の函館旅では両方とも実現しました。良き旅でした。(2024/7/14-15)

旅は一泊二日で函館泊。狙いは紫陽花です。台風接近で生憎の空模様ですが、紫陽花撮りには好都合かも。途中立ち寄った大沼です。青空が広がり雲間から駒ヶ岳が姿を現しました。湖面には思いがけず睡蓮が見頃。旅の始まりで素敵な出会いです。

函館の宿は、いつも利用するグローバルビュー。マンションタイプの部屋は食器付きで簡単な調理もできて快適です。チェックイン後、紫陽花のロケハン。例年より1週間早い訪問でしたが、ちょうど見頃。「感」が当たりました。

翌朝は、青空が見え、日が差しています。天気予報が良い方に外れた感じです。まずは青柳町の坂の紫陽花。ここで撮るのは初めて。

十字街に戻ると、ちょうど旧型車両がやってきました。(イカすロケーションという函館市交通局提供の位置情報サービスで車両の動きが掴めます)

この朝の目標は、古参車両530。事前に日和坂で、いくつか撮りました。ここの紫陽花がいちばん見事です。個人が手入れをなさっておられると思います。感謝しながらの撮影です。

そして本命の530号車。車やバスと被りませんようにと祈りながらの撮影。大丈夫でした。

函館ドック前から戻ってきた530号車。相馬ビルの緑とのコラボ、街路樹の緑を額縁にして。

オマケのワンカットです。

満ち足りた気分で朝練終了。宿に戻りました。ゆっくり11時まで滞在してチェックアウトしました。

帰りに立ち寄った、大沼・小沼の間にある月見橋。ここで睡蓮が咲いていることを期待して。ありました睡蓮。この花との鉄道風景は初めてです。

同じ場所で撮った16年前(2009年)の写真です。季節は7月初め。コウホネです。

白老鉄日記vol.245「思い通りと思いがけず」でした。

北海道の真夏は7月です。7月は晴れの日を選んで三度訪ねた伊達市界隈。長和の青田や、線路端のノラニンジン、夕日の北舟岡など、目当て(撮影目標)のものが撮れました。そしてトウモロコシ。こちらを訪ねるたびに朝採れを買いました。(2025/7/8,12,24)


7月8日 久しぶりの快晴予報に早朝出かけました。羊蹄山は見えませんが駒ヶ岳が見えた朝でした。

朝の長和の田園。稲は順調に成長し、青田になりました。広角で貨物列車の長い編成。北海道らしいスケール感で撮れました。

伊達道の駅で、出始めたトウモロコシを買って、再び北舟岡駅。雲一つなく空も海も青一色です。

素晴らしい天気なので、四季島通過まで粘りました。

よく撮影する稀府の羊蹄山バックの場所。シンボルの木、真夏はこんなにもっこりでした。

7月12日、夕日狙いで午後の遅い時間に出かけました。羊蹄山は見えません。駒ヶ岳もボンヤリでしたが、夕方の日差しを浴びて、デクモのボディが良い輝き。

北舟岡駅、午後6時過ぎ。まずは順光で貨物の離合。

この日の日没は午後7時15分。傾いた夕日と北斗(6時50分ごろ)、そして日没直後に到着した東室蘭行き。素晴らしい夕日ショーでした。

続いて、7時30分過ぎに到着した長万部行。ちょうと空は夕焼け。良い日に訪ねられました。

7月24日。快晴予報、そろそろ咲いたかとノラニンジン狙い。黄金駅は期待どおりのノラニンジン。羊蹄山も見えています。一発目は6時50分の下り。

8時台の貨物まで、黄金駅で粘りました。期待どおりの写真が撮れました。

伊達道の駅でトウモロコシと夏の野菜を買って、北舟岡駅。ここもノラニンジンが咲いていました。真夏らしい景色です。

そして、駅前の高台にある「北舟岡珈琲焙煎所」でコーヒーブレイク。噴火湾と列車を眺めながら、冷房の効いた店内で至福の時間。

白老鉄日記vol.244「真夏の噴火湾」でした。

久しぶり、といっても約1か月振りですが、所用の合間にちょこっと日高線。すっかり夏色になっていました。午後のひととき、空は雲無く、6月らしい爽やかな原野でした。新たに苫小牧の所属になった宗谷色が見られるかもと期待しましたが、やって来たのは‥‥(2025/6/24)


久しぶりの勇払駅。駅前の木々も緑濃く、夏景色です。

13時台の鵡川行。原野の湿原です。青空あり、適度に雲もあり。ここは広角と望遠の2台体制で。どの車輌かな。ワクワクします。やってきたのはツートンさん。これはお好みです。
原野2:空1の割合で広角で撮った「爽やか構図」です。

以下は望遠で撮ったお馴染みの平凡な構図です。

鵡川からの返しは、緑の直線で。手前が本命カットです。木々の間に見え隠れする車両。手前の緑の線路を活かすと、北海道らしい風景になりました。

そのまま、鵡川で買い物したり、休憩したり。次の15時台は鵡川駅で撮りました。この先は線路はありません。それが今の日高線です。ここへ来て行き止まりの線路を見るたびに、砂に消えた線路を思い、悔しい感情が蘇ります。

白老鉄日記vol.243「夏色の原野」でした。

東京が「旅する場所」になって数年が経ちました。帰る家がないのはちょっと不思議で寂しい気分ですが、「現役時代の週末の癒しの場所」を久しぶりに訪ねるの大きな楽しみです。今回も検査目的の上京でしたが、結果はまずまずで、空き時間を有意義に過ごすことができました。(2025/6/21-22)

検査が無事に終わったので、友人の写真展を観るために千駄木へ。乗り換えで下車した御茶ノ水駅の変貌に驚き、聖橋から撮影する外国人旅行者の多さに驚き、、、。でも、この眺めは変わりませんね。

千駄木から王子へ。明治通りを歩き、飛鳥山の跨線橋から青空を入れて都電を撮ります。梅雨はどこへ行った?!

飛鳥山から都電に乗車。やってきたのは荒川線50周年記念号でした。1974年、都電の生き残りである27系統と32系統が統合され「荒川線」と名乗るようになりました。その頃私は大学生で、荒川線は青春の思い出の場所でした。あれから50年、、、感慨深いです。

西ヶ原4丁目で下車し、次の停留所(新庚申塚)まで歩きます。一駅ごとに絶景が見つけられるのが路面電車。ありました、梅雨明けの花アガパンサス。東京は紫陽花からこの花に主役が交代する時期なのですね。

庚申塚のいっぷく亭で、かき氷を食べて散歩終了。高齢者は無理をせず、明るいうちに宿に戻りました。

翌日は北海道に戻る日。便が夕方なので、東村山の北山公園を訪ねました。お目当てはアナベルです。北山公園は在京時代に訪ねたことがありましたが、もう一度行きたい場所の一つでした。東村山駅を降りても、駅前には行先看板ひとつないところも素朴で気に入っています。しかしこの日は34度の猛暑。バスに乗ったのが判断ミスで、2キロ以上歩かされる羽目に。

それでも満開のアナベル見たらテンションが上がりました。もう一度これを観られて良かったです。

東村山から西武園までの西武線は、単線で1時間に約3往復。今も昭和の電車が元気に走っています。この車両の第一号車は1977年デビュー。私が社会人になったのと同じ年。同期の桜です。

アナベルの森は、木陰で乾いた風が心地良く、とても素敵な時間でした。

2時間ほど撮って、撮影終了。北山公園は菖蒲で有名です。すでに終わっていましたが、こんな感じ。

2025年、梅雨の東京、良い時間を過ごすことができました。

日の長い季節、田植え直後、夕方、そして勿論快晴で対岸の駒ヶ岳が見える。
そんな条件が揃うと見ることができる胆振地方の絶景です。今年も何度か足を運び、感動風景を目にすることができました。(2025/5下旬~6月下旬)

5月23日、旧友と伊達温泉に宿泊して迎えた朝。ようやく田に水が入り始めた時期でした。対岸の駒ヶ岳は良く見えましたが、風があって水鏡にはならず。今年の絶景チャレンジのスタートです。


6月1日、晴れ予報で訪ねました。田植えも始まり、綺麗な水鏡。しかし、駒ヶ岳は霧の中

6月6日、函館からの帰りの夕方、立ち寄りました。貨物と普通列車の離合。面白いシーンが撮れました。

6月9日 四度目の正直でベストな条件。水鏡も何とか間に合いました。この時初めて「上」に登りました。アプローチの道が廃道になり草茫々、途中倒木もあって往生しました。絶景の代償に毒毛虫に刺されました。


それから1週間後、6月17日。稲は成長し青田になってきました。やっと会えたツートンDECMO。青田には似合います。

さらに一週間後の6月25日。もう真夏の風景です。本州に帰る四季島を撮りました。

白老鉄日記vol.242「田園、噴火湾、駒ヶ岳」でした。

道民4年目。季節の節目はいろいろありますが、ルピナス咲く6月初旬は大きな節目です。今年も小沢駅で見事なルピナス群生が見られたこと、早朝に家を出て6時に到着できるほどの健康状態であったことを嬉しく思います。来年も元気に見られますように。(2025/6/8)

家を出たのは朝四時。2つの峠を越えると羊蹄山が見えてきます。時間に余裕がありそうなので、喜茂別のポイントで。

倶知安の田圃でも。北海道の田圃は一区画が大きいので、羊蹄山がすっぽり収まりました。今の季節ならではの絶景が撮れました。

倶知安近くの踏切で、友人Cさんと合流。羊蹄山が見えているうちにと、6時台のキハ201を撮りました。夏らしく虎杖など夏草や木々の緑を入れた構図。

そして6時30分頃、小沢駅に到着。ルピナスはまさに見頃。今年も豪勢に咲いてくれました。週末にもかかわらず撮影者は疎ら。ここは新型車両がメイン。撮り鉄さんには不人気なのが私にはありがたいことです。

構図は自在。なのですが、結局毎年似たような構図になってしまいます。7時過ぎのキハ201ニセコライナーです。幸せ感じる、ルピナスの甘い香りです。

その後も小沢駅で、2~3本撮りました。

比羅夫駅では、ホームに沿ってルピナスが咲き始めでした。

ラストは羊蹄山俯瞰を撮って、午前中に撮影終了しました。待っている間に雲隠れしてしまいましがが、心地良い初夏の空気でした。

白老鉄日記vol.241「初夏はルピナス」でした。

札幌は月1回、所用で行く機会があり、函館は季節の節目で旅しています。北海道を代表する都市が「市電が走る街」であることを嬉しく思います。ライラック咲く札幌、緑あふれる函館の初夏を味わってきました。(2025/5/27、6/5-6)

所用で訪ねた晩春の札幌。快晴で心地良い午後のひとときでした。市電に乗ってライラック探し。ありました!(LEDが消えぬよう、ズーム流ししています)

冬にはホワイトイルミが美しい、駅前通りのけやき並木も緑濃く、、

旧三丁目プラザ跡地に建ったビルのテラスから。新アングルです。ホワイトイルミの季節が楽しみな場所ができました。

道庁もようやくリニューアル工事が終りました。

6月第一週の函館。常宿(グローバルビュー)に一泊してグルメ旅。この季節の函館は初めてです。

初夏の朝練。空気が冷たくさわやかです。緑あふれる函館山バックに、坂の上の駅(青柳町)


坂から撮る、坂を撮る。どちらも絵になる函館市電。青柳町から終点谷地頭まで、函館市電は、箱根登山電車のような急こう配を登り降りします。

この日の朝は、好みの旧型電車が運用に入ってくれました。

次は、紫陽花の季節に。北海道では紫陽花は真夏の花です。(7月下旬が見頃)

白老鉄日記vol.240「初夏の札幌、函館」でした。

晩夏、晩秋、晩冬、そして晩春。「晩」が付く季節が好きです。季節の変り目に、過ぎ去る過去を振り返り懐かしむ、なんだか哀愁があります。北海道の「晩春」は爽やかで過ごしやすく緑が深まり、花が次々と咲く、ウキウキする季節です。(2025/5/18,22,23,29,30)

廃車回送を利用した団体ツアー。しっかり稼いでくださいJR北海道さん。少しでも赤字の補填になれば。


渡道した友人を案内した夕暮れ間近の北舟岡駅。晴れてくれて良かった。

有珠山バック。木々が晩春色です。

北舟岡珈琲焙煎所で一休み。癒しの空間です。

この日も良く晴れてくれました。

あとは、羊蹄山がお姿を見せてくれたら完璧。午後になると頂上が見えてきました。

久しぶりにの俯瞰場所から。9両の長い編成。季節がら「修学旅行列車」だと思います。

羊蹄山、昭和新山、洞爺湖中島がそろい踏みの夕暮れです。

別の日です。タンポポが綿毛になる晩春です。

菜の花咲くのが北海道の晩春です。

そして、黒百合が咲くのが晩春です。本州では高山植物ですね。

以上、北海道胆振地方の「晩春色」でした。
白老鉄日記vol.239



いつもは一人が多い日高線ですが、今回(2度)は渡道の友人をご案内したもの。いずれも旅の途中で立ち寄ったものです。刻々と変化する5月後半の沿線風景を記録できました。(2025/5/22,30)

5月22日、安平で菜の花を撮り、南下する途中で立ち寄った日高線。やってきたのは、正直不人気の紫水カラー。それでも、新緑の中、優しい雰囲気で撮ることができました。


5月30日、久しぶりの始発からの撮影。平日恒例の朝の3両編成。早起きは三両の徳。朝日を浴びて輝くキハ40を撮ることができました。

勇払原野も少しずつ緑の面積が増えています。道路沿いの虎杖を入れて。

桜の踏切。花は終わり、緑になりました。

定番場所での定点観測です。

以上、枚数は少ないですが、心地良い季節、いずれも同好の皆様と楽しい待ち時間でした。
白老鉄日記vol.238「初夏模様」でした。

春夏秋冬それぞれのメリハリが北海道の素晴らさであると常々思っています。特に春は変化のスピードが速く、芽吹きから新緑に変わるまでの一瞬の彩りは紅葉にも勝るもの。今回の根室線訪問では、運良く、そんな季節の瞬間芸を見ることができました。
鉄道風景において私が重視するのは、一に季節感、二にその土地らしさ、三に鉄道(車両や駅)です。熱愛にならない程度のキハ54の距離感は、そんな私の撮影マインドにピッタリです。今回の訪問で根室線でこの車両をモチーフに四季風景を撮るモチベーションができました。(2025/5/12-13)

久しぶりに237号線を北上。懐かしい金山駅や下金山駅を横目で見ながら、東大演習林に差し掛かると、桜がまだ見頃。ゴールデンウィークが終り1週間が経つのに今年は桜が遅いです。金山ダムはちょうど見頃だろうと思いましたが、まだ心が痛むので訪ねようとは思いません。懐かしい思い出になるには、10年くらいの時間の経過が必要です。

今回の撮影は富良野側から。明日は曇り予報なので、山が見えているうちにと、富良野岳バック。空知川を取り囲む木々の緑が期待どおりの芽吹き色。

真冬に霧氷を撮った場所は、芽吹きの森に。落葉松は鮮やかな緑に。これが北海道の四季のメリハリです。お気に入りの服を色違いで揃える気分で、春夏秋冬撮りたくなります。

よく交換を撮った野花南駅。いまは、交換はありません。大きな白い桜が咲いていました。

野花南駅には、だれが作ったのか鉄道模型風のオブジェがいっぱい。

滝川で夕暮れを迎えました。水が入った田圃が夕凪で空を映してくれました。そんなタイミングで滝川行が通過しました。この日撮ったのは、僅か4本でしたが、それぞれが印象深い春景色、穏やかで心地良い春時間でした。

そして翌朝。夜明けの旧東滝川駅。「旧」を付けなければならないのが悲しいところです。駅前の桜が咲く様を初めて目にしました。

赤平の田園にて。芽吹きの光景。まだ田植え前。次は、緑あふれる木々と田植えの田圃。そんな景色を撮りたいと思います。

ところどころに桜が残っていました。半逆光で真価を発揮しるキハ54です。

国道沿いにタンポポの絨毯を発見。絨毯に乗るような感じで54が軽快に駆け抜けていきました。撮りたかったシーンです。

2月は雪まみれでしたが、春の花で溢れる平岸駅。普通の景色で、幸せな気分になります。

根室線までは、自宅から200キロ。旅行です。訪ねて良かったです。北海道らしい、進む春の情景を眼にすることができました。
白老鉄日記 vol.237「一瞬の春景色」でした。