2月前半は、まるでプロの写真家のように、朝な夕な、地元日高線、岩苫線に通いました。撮影条件にも恵まれて、拘りは「白く」「低く」。いわゆる撮影地巡りではない、ここで暮らす者の冬の北海道が撮れたように思います。(2026年2月1日、7日、10日、13日)
2月1日、午前の遅い時間から撮影開始。胆振地方としては雪が多く、冬はピークの感じ。道内のお仲間さんと浜厚真で。この時は発電所の煙突がポイントとでした。
こんなに白い浜厚真駅は珍しい。魚眼の登場です。煙突の煙が千切れ雲のように棚引いています。
勇払の町も、雪国みたいです。数日前に望遠で撮りました。今回は雪晴れなので青空を入れて広角で。
一週間後の2月7日。冷え込みが強く、霧氷を期待しましたが、全く付いておらず、鵡川始発で川遊び。国道より海側で構えると、勇払川は海のように見える? 川まで押し寄せる海の波とタイミングが合うと、かなり面白い写真が撮れそう。またチャレンジします。
霧氷を期待して、安平方面に行くも霧氷は無し。霧氷は難しいものです。追分往復のキハ40は、安平駅と早来で撮りました。この1週間降雪はほぼ無いのにけっこうな雪煙。降雪後のタイミングで撮ってみたいです。撮るたびに宿題ができます(;^_^A
日高線に戻り。午前の往復を撮りました。支笏湖外輪山がよく見えます。白い恵庭岳と工場の煙突の煙。地表に雪は無くとも、厳冬の雰囲気たっぷり。
湿原に降りて(実は2回目)。築堤を走る列車の背景が全て「空(そら)」になるのがポイントです。画がスッキリし、とても新鮮です。これは巧くいきました。
2月10日。霧氷を狙って鵡川始発。霧氷はありませんでしたが、朝焼けのビーナスベルト。しかも国鉄色。
発電所に昇る朝日を撮って、安平方面に向かいました。
ロケハンで立ち寄った遠浅駅。ちょうど糸井行が到着していました。急いで跨線橋から。驚きの白面&爆煙。
安平まで来るとマイナス16度。そこそこの冷え込みで、霧氷が付いていました。8時の追分行きとその返しを撮りました。国鉄色と霧氷のコラボは格別です。儚い時間です。追分から返しの頃にはかなり消えていました。白いスジは霧氷帯と呼ばれる空気の流れが太陽光で光り、可視化されたもの。北海道の朝の魔法です。
9時過ぎの下りを安平駅で撮って、日高線に戻りました。
日高線の冬はやや撮り尽くし感もありますが、勇払の恵比寿神社を忘れていました。逆光ですが、赤い鳥居と雪景色。そして国鉄色。地面スレスレに構えて撮りました。春は新緑、夏は祭りの幟、秋は色づいたモミジ。赤い鳥居4部作、完成です。
2月13日、朝練で日高線。通うことで何かしらセレンディップがあるはずです。鵡川始発を勇払川で。予想通りの国鉄色。朝焼け雲が水面に映ってくれました。
早めに遠浅駅に寄って、7時の糸井行。この日は気温はマイナス10度前後と冷え込みは緩いですが、遠浅で霧氷です。
期待して安平へ。気温は下がらすここもマイナス10度ですが、跨線橋から見た線路に沿った木々も霧氷が付いていました。
返しは、安平駅から見える追分側の踏切から撮ったのですがちょっと失敗。オマケで撮った踏切から安平駅です。
日高線に戻り、発電所の煙突近くでの撮影。煙が高らかに昇っていましたが、列車通過時には、見方によってはハート型の煙。翌日はバレンタインデーでした(;^_^A
長い記事になりました。
白老鉄日記vol.273「真冬の風景」でした。
その後の数日はプラス気温になりました。冬も峠を越えました。
ちょうど良い時期に、撮りたかった景色、思わず撮れた景色、いろいろ撮れました。