GALLARY

東京を離れて4年、帰る家が無いことにもう違和感はなくなりましたが、宿泊代が高騰し安い宿にしたので部屋は息が詰まるような狭さ。唯一の救いは屋上の眺めで、夜は夜景、朝は青空を眺めながらモーニングを楽しめました。妻の仕事(浅草で開催の催事)の手伝いで、晩秋の東京に4泊5日。ちょうど街は紅葉の盛り。時間を遡ったように秋を2度楽しめました。(2025/11/25-30)

25日お昼に羽田に到着。すぐに浅草で搬入手伝い。翌日は旧友Dさんと箱根へ。旧型車両が運用に入り、紅葉はピーク。大平台から撮影開始です。

駅撮りして、小走りにこのカーブへ。二十余年撮り続けた場所ですが、紅葉は今回がいちばんかもです。

彫刻の森へ向かう途中。宮ノ下で下車。降りてくる旧型を捉えることができました。落ち葉の小径を入れて、今回のベストショットかもです。

宮ノ下駅から、ちらっと見える箱根の山肌。小雨模様で紅葉がしっとり。

彫刻の森に着くと、雨が本降り。ローソンで雨合羽(220円)を買いました。ごみ袋を被ったようなもので、ほぼ使い捨てですが、これが役に立ちました。

モミジの紅葉は見頃過ぎでしたが、雨に濡れた落ち葉が生き生きとしていました。

締めはベルニナの並び。2編成しかないので貴重なシーンです。方向表示がまだハロウィン(;^_^A

翌日28日は東京駅の晩秋風景を撮り、江ノ電へ。

昨日に続き、Dさんにお世話になりました。北海道のスケール感ある風景の撮影とは異なり、江ノ電は、切り取りの妙。半歩動くだけで、景色が変わります。どちらも楽しいです。Dさんのアドバイスで、龍口寺の銀杏と桜の紅葉、そして305の素敵な共演が撮れました。

今世紀に入ってから、毎年撮影している江ノ電。今年も年の瀬に訪問でき、連続訪問記録が途切れずに済みました。

翌日29日はちょこっと荒川線。毎日良い天気が続きました。王子駅前の大銀杏もちょうど見頃でした。

飛鳥山交差点。東京は銀杏が多い街であること、この季節に実感します。

ボウリング場が見える王子らしいビュー。締めは都電とはやぶさ(新幹線)のコラボ。夕方から催事終了の片付けの手伝いでした。

なんだか、遊んでばかりの東京滞在でした。(;^_^A

今年も始まりました、札幌のホワイトイルミネーション。駅前通りは欅並木が電飾で飾られました。雪ミク電車も走り始めました。雪はお預けでしたが楽しみは先に。今シーズンも札幌で「冬こそ北海道」を味わいたいと思います。(2025/11/25)

市電の新しいラッピング車を目撃。252号車は、ビッグ⇒原色、そしてこれが新しいラッピングです。落ち着いたツートンカラーです。

最古参211号車(豊栄建設)は、しばらく見かけず心配していましたが、派手な色で復活ました。なお、247号車(白ビッグ)はどうやら廃車になったようです。

日も暮れて、いつものすすきの交差点。やっぱり雪が欲しいですね。

今年の雪ミク電車です。平日に外回り。

三越の交差点。4丁目Placeの3階テラスからも撮りましたが、このアングルの方が良かった。

たまには大通のホワイトイルミも。

この日は新札幌のホテルエミシアに泊り、翌朝新千歳空港から羽田に飛びました。久しぶりの東京です。to be continued.

白老鉄日記vol.263「ワクワクの季節開幕」でした。

地元で撮る、地元を撮るをテーマに掲げた2025年。北舟岡駅は地元を象徴する駅です。冬になる前の11月は夕日の季節、まだ寒くはなく、心地良い時間が過ごせます。11月は3度、この駅を訪ねました。(2025/11/12,18,23)

11月12日、新しいPLフィルターの効き具合を確認すべく、晴れの日に訪ねました。効き具合良好です。以前安いのを買って失敗したので、今回は最高級もフィルターを購入。ケラレもほぼありません。

駅前通りの銀杏並木。一昨年は早過ぎました。去年は落葉後でした。やっと見頃を撮れました。

11月18日。道の駅で野菜を買いがてら、立ち寄りました。朝は吹雪、その後は曇り空。風強く海も荒れ気味。こんな日も絵になります。

この日のベストショット

四季島の年内最後の渡道でした。

11月23日、富良野方面から来られた友人と。超晴れの日。

北舟岡珈琲焙煎所さんで、お昼のひととき。ポプラも色づいています。

夕暮れが近づくにつれ、雲が消えていきます。

日没カウントダウン。貨物と夕日。白鳥と夕日。

日が沈み、月が出ました。日没後の空のグラデーションが素晴らしい。マジックな時間に長万部行普通列車が到着しました。この日のベストショットです。

11月は、天候と健康に恵まれて、どこでも良い時間を過ごすことができました。
白老鉄日記Vol.262「Autumn Park」でした。

半年ぶりの富良野です。友人のお誘いで晩秋鉄路、一泊二日の旅。久しぶりに富良野ナチュラックスに泊り、根室本線と富良野線を巡りました。根室線(富良野・新得間)廃線前年のように夜は富良野駅での駅撮りもしました。夢中で撮っていた2年前。近い過去ほど懐かしいものです。(2025/11/15-16)

岩見沢まで下道を走り、高速に乗って滝川インターで降りて、ロケハンしながら富良野に向かいました。落葉松黄葉は思ったより残っていました。時間が合った平岸駅で撮影開始です。

富良野で、友人Cさんと合流し撮影開始です。雲が多いものの、時折日が差すお天気。午後は本数が少ないですが、富良野始発の富良野線。落葉松黄葉が残っている学田辺り。中腹に見える建物は、六花亭ですね。

次は、日没まで、2本撮れそうな根室線へ。先ほどのロケハンで落葉松黄葉が残っていた野花南方面へ走ります。まずは島の下のトンネル。日は陰っていましたので、モモンガが巣から顔を出すイメージで列車を撮りました。

野花南の山肌には落葉松黄葉がかなり残っていました。曇っていた空も、地平線に雲が無く、列車通過時には日が差すという奇跡。夢中で撮りました。意外に木々が邪魔して列車は見え隠れ。でも大満足の1枚になりました。

富良野ナチュラクスホテルにチェックインして、夜は志那虎でラーメンを食べて暖まり、そのあとは夜の駅撮りです。キハ40が居た頃はもっと華やかだったように思いました。富良野は終着駅になりました。駅名坂の次の駅「ぬのべ」の表示は消え、西に向かう線路はもうありません。

翌朝は、始発から撮影。寒くはなく、お天気は快晴のようです。富良野岳が見えているので、始発列車(空知川鉄橋を渡る根室線)から撮影開始です。まだ夜明け前で、雲が赤く染まるタイミングで列車が通過しました。

予断ですが、いつも「列車」と表現しながら、北海道の場合は多くが単行(1両)なので少々違和感。鉄道に詳しくない方のように「電車」とは言いたくないし、かと言って「汽車」でもないし、なんと表現したら良いのか、困っています。

続いて、滝川方面からやってくる普通列車を、定番ポイントで散りました。ここも奥の方に少し落葉松黄葉が残っていました。ステンレスボディに朝日がまともにあたります。

続いて、ワインハウスと定番巡りの朝。ここで旭川のAさんも合流。視界良好の素晴らしい天気。山はちょっぴり雪化粧、落葉松黄葉もしっかり残り、定番風景・晩秋版です。

続いて、上富良野へと向かいました。十勝オールスターズが全部見え、雲で陰る心配もないパーフェクトなお天気です。

パノラマロード江花(かみふらの八景の一つ)からの眺めです。落葉松も葉を残してくれていました。正面には前富良野岳がくっきり見えていました。道路を横切り富良野線(DECMO2両)が小さく見えます。素晴らしい晩秋風景に感動です。ここは、ご事情で今回の旅にご一緒できなかったRさんおススメのポイントです。

アップダウンが続く美瑛。富良野地方。今度は盆地に降り、山々を全部入れて撮りました。

次は、同じく上富良野町にある丘のカーブ。まさか正面に芦別岳が見えるとは! 左にパンすると夕張岳まで見渡せます。昔、視界イマイチだった夏に訪ねた時は大違い。ここは四季折々、ぜひ訪ねたい場所に登録しました。

富良野線、締めの1枚

帰りは、237号線を南下しました。やはり寄ってしまったこの場所(廃線区間で最も好きだった山部の落葉松林)。2年前と同じようでいて、やはり違う。落葉松も人が大勢いたから張り切って輝いてくれたのではと思うほど。

いろんな名残りがいっぱいの素晴らしい旅にまりました。お誘い頂いた友人に感謝です。
この1年、ほとんど遠出をせず地元胆振で撮ってきましたが、今回の秋の富良野は四季のバリエーションとしてたいへん良いアクセントになりました。
白老鉄日記vol.261「名残りの秋旅」でした。

8月の港まつりから3か月振り、晩秋の時期は2年ぶりの函館、二泊三日の旅です。特に目当ては無く、お気に入りの宿でのんびりすること(普段ものんびりしていますが(;^_^A)です。常宿はグローバルビュー。マンションタイプの部屋は広い1DKで簡単な自炊もできます。日中は、最寄りの松風町を起点に専ら市電を中心とした四季折々の函館の街撮りです。(2025/11/4-6)

函館まで200キロの旅。途中、紅葉が見頃の礼文の森で、室蘭本線を一本撮りましたが、これ以外に寄り道せず、一路函館へ。

函館市内の鮮魚店(石川鮮魚店、坂井鮮魚店)で、マグロ、烏賊などの刺身を仕入れて、ホテルにチェックイン。今回も部屋はオーシャンビュー。目の前に本州(下北半島)が見えます。(写真は撮りませんでした)。夕暮れ時にちょっと撮影してきた。終点湯の川は予想通り、電停背後にある神社(湯倉神社)の銀杏が見頃、明日の日中が楽しみです。

翌朝はよく晴れて、清々しい晩秋の朝。朝練です。定番の場所の中から、色づきが良い所を選んで撮影です。まずは基坂。ここは晩秋は初めてでしたが、山肌の色づきが素晴らしい。

去年も撮った大三坂のナナカマド。去年とは時期が一ヶ月遅い訪問で、紅葉の雰囲気が違いました。見事な深紅の色づきです。

五島軒の倉庫の蔦の色づきが凄かったです。

そして、お目当ての湯の川の銀杏。市電をセンターポジションに置いて。

他にも、市電沿線では銀杏がけっこう見られましたが、色づき前の木々も目立ちました。ここ千代台にも銀杏の公園がありましたが、市電通りの面した銀杏が、良い色づき。雌なのでかなり臭いましたけど(;^_^A。これも秋の香りですね。

次の日も良い天気。気持ちよく朝練です。函館本線も訪ねたいところですが、函館に来ると私は断然「市電」派です。ちょこっと朝練して、日中はホテルでノンビリのリズムが好きです。

前日撮った基坂の坂の上から。今回残念だったのは、旧型車両に全く会えなかったこと。出番が減っているのでしょうか。でも、函館の街は車両に関係なくフォトジェニックです。

あっという間の二泊三日した。帰りに寄った仁山駅。ついにここもJRより廃止意向が示されました。(協議中) 寂しいですね。

白老鉄日記vol.260「晩秋の函館」でした。

高校の同級生が亡くなりました。もう何十年も会っていなかったけど、私の人生において大切な友人でした。まだ若いのに。ほんとうに悔やまれます。一方、私は元気に写真撮りに励む秋。体調も安定し、友人の輪も広がって、去年よりも活発に今年の秋の一期一会の景色が撮れています。私の刻は続いています。(2025/11/2,3,8,11,15)

室蘭本線 早来 11月3日

日高本線 勇払 11月2日 

石勝線 川端 11月2日


日高本線 浜厚真 11月2日

室蘭本線 安平 11月3日

日高本線 勇払 11月3日

日高本線 勇払 11月3日

日高本線 勇払 11月8日

日高本線 苫小牧 11月8日

日高本線 苫小牧 11月8日

日高本線 勇払 11月11日

日高本線 勇払 11月15日

今回はとくにキャプションをつけず、撮影順にまとめました。季節はもう冬の入り口です。日高線でもキハ150が走りました。この冬はキハ40最後の季節になりそうです。

白老鉄日記vol.259「刻は続く」でした。

10月後半の日高本線の楽しみ・狙い目は、①朝のマジックアワー、②遠くの山々、③紅葉探しです。日の出は6時前後と、朝の始発列車(平日は三連)の通過時刻と重なります。狙い通り撮れると、早起きして良かったなと気分は最高。この日(10月14日、下の写真)は、日高山脈まで見える好条件、快哉でした。(2025/10/14,22,28,31)

引き続き、望遠で。TOP画と同じ日の同じ列車。重なる稜線のシルエット。朝日に光る車両に痺れました。

鵡川から戻ってきた先頭車両(紫水)。苫小牧行の始発です。太陽が昇り、適度な逆光にワクワクしながら撮りました。

続いて、約30分後にやってきた2両の苫小牧行です。朝のローカル線はけっこう忙しい(;^_^A
原野の真ん中で、逆光ススキで。

苫小牧からの折り返しです。今度は恵庭岳を入れて順光で。これは超望遠です。

別の日(10月23日)、支笏湖にそびえる恵庭岳。標準レンズで。

10月14日、朝練の締めは、さわやかに秋空を入れて。列車ボディに光が十分に当たるのも、秋が深まったの証です。(夏や初秋は太陽の位置が陸側のため、朝は列車側面にn光が回りません)

半月後の10月28日。秋が深まってきました。札幌の帰りに。

10月31日、渡道した友人と撮りました。日高線沿線では唯一の(?)紅葉ポイントです。

勇払の恵比寿神社。大きなモミジがちょうど見頃。良いタイミングで立ち寄れました。

半月の間に、季節が進みました。近場ゆえ、何度も足を運んだおかげで撮れた「深まる秋」。支笏湖も訪ねました(10/22ー23)。いつも見るのとは逆の樽前、風不死岳です。

白老鉄日記vol.258「深まる秋」でした。

北海道は、紅葉がピークを迎える10月後半が、季節感としては「晩秋」です。毎月下旬に所用で札幌に行く機会がありますので、10月は紅葉を目当てに一泊してきました。周囲の山々の紅葉はちょうど見頃。札幌はいつ訪ねても四季折々美しい街です。奮発してお昼はJRタワー日航でランチバイキング。素晴らしいトレインビューでした。(2025/10/27-28)

街路樹はまだ緑が多く、見頃前でしたが、周囲の山々は紅葉ピーク。山が近い札幌です。

いつも撮る中央図書館前あたり。

生憎の雨予報。予報通り、夜になると、雨が歩道を濡らします。狸小路の欅並木は紅葉していました。一ヶ月後にはホワイトイルミネーション。今年もそんな季節になってきました。

今夜のお宿は市電の西八丁目電停に近い、Kokoホテル。なんとホテルもトレインビューでした。(部屋の窓からの撮影)

翌朝は雨が本降り。しかも外へ出ると風強く寒い。気が滅入るような条件でしたが、せっかくなので、ちょこっと撮影することにしました。雨は霙に変わりました。「もう無理!」、引き上げようと思った時、雨が止み視界が開けました。なんと山の上半分が雪景色。感動的なシーンでした。朝練して良かった~!

仕上げの一枚。

赤レンガ庁舎も改修が終り、久しぶりに姿を魅せてくれた2025年秋。紅葉良し、食事よし、良き滞在となりました。

白老鉄日記vol.257「晩秋札幌」でした。

次の訪問は、ホワイトイルミネーションが始まる頃に。

近場で最も紅葉が美しい山線。満を持して10月下旬に出かけました。紅葉なまさに見頃で、曇り予報を覆し羊蹄山も顔見世と、最高の訪問になりました。山線の楽しみは羊蹄山の恵み。今回も新鮮野菜、羊蹄豆腐、日本酒を買って帰りました。(225/10/25)

少し遅めに家を出たので、朝の201系には間に合わず。比羅夫駅で撮影開始。駅の宿ひらふは現オーナーが10月で引退、幸いにも引き継ぐ人があり、11月以降も存続します。


秋の比羅夫は、ススキ道。異なる季節に訪ねてみるものですね。

普段は見かけないカメラマンが数名。この日は「ひとめぐり号」が山線に入る日でした。ラッキー! デクモだけでは地味なので、良いアクセントになりました。

いちばん撮りたかったのは、これ。踏切から420ミリで臨む比羅夫駅。バックの紅葉は期待以上の彩りです。これが撮れたから今日はもう満足です。

恒例、お昼の小沢駅交換です。

雲を開いて羊蹄山。シュガートッピングのような冠雪がこの季節らしくて。

倶知安峠にて。ここも素晴らしい紅葉です。

小沢駅は、初夏のルピナスに代わり、秋はススキ。白い面積が新鮮です。

もう日があるうちに列車は通過しませんが、最後にくっきり羊蹄山。道の駅で買い物をし、北舟岡駅に寄って帰りました(No.255の記事)。豊作な秋の1日でした。

冬も訪ねたい山線です。

白老鉄日記vol.256「山線の秋」でした。

10月の北海道は日が短くなる季節。1ヶ月で1時間弱日の入りが早くなります。10月下旬の日に入りは16時半前後。噴火湾沿いにある北舟岡駅では、この時刻に到着する普通列車に合わせて海に沈む夕日を撮る絶好の機会です。伊達方面の室蘭線は、自宅から最も近い撮影地(遊び場)なので、10月も何度か足を運びました。(2025/10/10,15,24,25)

10月10日、来道されたフォロワーさんは、同郷の方。北舟岡駅でお会いし、北舟岡珈琲焙煎所で、海を眺めながらコーヒータイム。懐かしい故郷の話を聞かせていただきました。

10月15日。野菜の買い出しで伊達市へ。せっかくなので北舟岡駅に寄って夕暮れ前の1枚。この日撮ったのはこれだけ。

10月24日、天気良いので、初冠雪の羊蹄山を撮るのが目的で伊達方面へ。海と雲が良い感じです。

久しぶりに豊浦まで足を延ばしました。展望台は紅葉がピーク、礼文の森は少し早かった。

雲間から羊蹄山の初冠雪、確認できました。しかし、列車通過時には雲隠れ。羊蹄山らしいです。

そして、午後4時台の北舟岡駅。普通列車が上下2本到着します。一本目の上りはTOPの写真。2本目は日没直後、雲が良い感じで焼けてくれました。

2両目がツートンさん。慌てて場所を移動して撮りました。

翌日10月25日は、山線の紅葉撮り。帰り道、北舟岡駅に寄りました。年に数回の凄い夕焼けになりました。興奮して、あまりうまく撮れませんでした。

列車通過後のマゼンダな夕暮れ空と海が素敵でした。北舟岡駅の夕陽は、毎回異なる、ワクワクするショーのようです。

この駅があるから、道民になって良かったと思えます。
白老鉄日記vol.255「夕陽ショー」でした。

旧友Nさんが2月以来の渡道。Nさんとは在京時代からかれこれ20年近く北海道撮影旅をしてきました。お互い70代になってしまいましたが、写真を通じて感動を分かち合える仲は変わらず、今回は日高線、岩苫線を中心にキハ40を巡る旅。久しぶりの2泊3日の楽しい時間でした。次の機会も、その次も元気に旅をしたいと心から願いました。(2025/10/17-19)

新千歳空港にNさんを迎えに行く前に、日高線の運用を確認。やはり予想が当たり、旅の初日は「映えないこの子(紫水)」でした。

曇り空のもと、勇払原野で撮影開始です。やってきたのは、紫水です。

最近発見した場所です。紅葉が進んでいました。

いつもの原野、夕暮れは浜厚真オーバークロスで。雲多き日でしたが、楽しい初日でした。夕日がちょっぴり見えそうな浜厚真の海岸で締めました。ここは脳内屈指のサーフィンポイントです。(TOPの写真)

お宿は苫小牧駅前のウィングインターナショナル。近場で夕食後、苫小牧駅で駅撮りです。これ(夜の駅撮り)もNさんとの旅恒例です。

二日目は雨予報。でもせっかくなので6時前に鵡川に向かう始発から撮影。土日は2両です。どんより曇り空が晩秋ムード

勇払原野は海がすぐそこ。沖合こんな近いところに漁火漁船が操業していました。今時分は何が獲れるのでしょうか

朝はキハ40が一往復する室蘭線(通称:岩苫線)に向かいました。いつも撮影する安平駅と早来駅のお手軽ポイントに、Nさんをご案内。紅葉が進み、しっとり良い感じです。

ふたたび、日高線に戻りました。まだ雨は降りだしていません。勇払の恵比寿神社は、期待したほど紅葉が見られず‥

終点鵡川駅。駅前の銀杏が色づいきました。ちょうど静内行きの道南バス。かつて日高線を引き継ぐものなのでしょうか。

雨が本降りとなった午後3時台の往復は、片方が後鐵して、片方が撮るという流れ。雨中のエゾシカ撮影でした。ボスにガンつけられました(2枚目)

鵡川から勇払まで乗り鉄しました。車窓風景は湿原あり、枯れ木の風景ありで、道路伝いでは行けない場所の景色が刺激的でした。

最終日は快晴です。運用の国鉄色が入るはずなので期待大の夜明けです。

期待どおり、国鉄色が運用に入りました。日の出と同時に列車が通過する予定でしたが、勇払駅付近で20分ほど臨時停車(エゾシカと衝突か?)があったので、日がかなり昇った後に列車が通過しました。なかなか旨くいかないものですね。

それでも、その後は日高線、岩苫線で、快晴の条件で国鉄色を撮ることができました。

午前の日高線往復で旅の締めです。

真冬の再会を約束し、鉄旅終了です。
白老鉄日記vol.254「旧友とのてつたび」でした。

秋が深まると、遠くの山々が見える日が多くなります。ピリッと冷えた朝、逆光に光る枯れすすきと日高山脈のシルエットをバックに苫小牧行の列車。10月の日高線を象徴する景色かもしれません。

10月前半の日高本線をGalleryにまとめました。9月の入院以降、体調は安定していますが、遠出はせず、地元の日高線にせっせと通っています。(2025/10/2,5,6,7,11,12)

10月2日、雨上がりの翌日です。大きな水溜まりに映る勇払駅です。

北海道の秋を代表する花、エゾノコンギク。勇払原野でも撮ってみました。ちょっと強引な構図ですが(;^_^A

10月5日~6日。秋の深まりとともに、太陽が海側に昇り、沈むようになり、勇払原野を走る列車を撮るには好都合な季節(側面に日が当たる)です。勇払の町にある宿(ビジネスホテルはちのへ)に泊まって、早朝撮影をしました。6時前に通過する鵡川行始発列車は三両編成。残念ながら水平線に雲があり、日は当たりませんでした。

お折り返しの苫小牧行が通過することには日が昇りました。逆光に輝く枯れすすきです。日高山脈が見えると画が引き締まります。

基本的には、勇払原野の中を歩くのは諸々危険ですが、ここは、原野を横断する廃止踏切までは道路跡が残っているのでマダニ等の心配は少ないアプローチ。鹿の糞に注意しながら歩いて到着した撮影からのアングルです。あたかも原野の中にいるような雰囲気で撮ることができます。

定番、国道オーバークロスからの眺め。日高山脈が見えると山優先の撮影になってしまいます。午前で撮影を切り上げました。

翌10月7日は、苫小牧のクリニックへの通院日。診療が終ってから、クリニックから10分の勇払原野でちょこっと撮影です。ここは初めての場所。沼ノ端の国道オーバークロスの勇払側。工場群の景色と思いきや、意外と原野が広がる光景が新鮮でした。この日の運用は国鉄色。訪ねて良かったです(^^♪ 少し、紅葉が始まっていました。紅葉見頃の頃にまたここを訪ねよう。

私の定番場所で。ピークは過ぎましたが、まだ白く輝くススキと国鉄色。良いなあ

勇払恵比寿神社の鳥居辺りも秋景色。一往復半撮って、帰路に就きました。

10月11日、12日は、旭川の鉄友Cさんとご一緒の撮影。天気予報は悪い方にハズレ、運用も好みの車両が回らずでしたが、同好の士との撮影は楽しいものです。この日は勇払に宿を取り、夜間の駅撮り。普段は撮らない時間帯です。

製紙工場の煙突をなど、苫小牧らしい景色をバックに。

雨の日は駅撮り(;^_^A

かなりの本降りの中、傘を差しての撮影。風も強かったです。晴れの日ばかりでなく、こんな日の写真もありかな。

でも、最後のは晴れの日の一枚で締めます。分かりづらいですが、列車の右上の地平線に、小さく夕張岳が見えています。

白老鉄日記vol.253「日高山脈が見える」でした。
10月の日高線は「後半」もアップする予定です。