車で本州旅2(14年ぶりの只見線)

只見線を最後に訪ねたのは2009年の秋。14年ぶりの訪問でした。高速を使って盛岡から会津若松へ。三泊目は東山温泉に泊まって、その翌日に只見線を訪ねました。長年乗らなくても自転車を漕げるように、通い慣れた鉄路はリハビリ不要でした。

会津坂下で高速を降り、田んぼに沿って只見線と並行する国道を少し走ると会津柳津駅。思えば中越地震発生時(2004年)、この駅で撮っていました。いろいろと懐かしい駅です。あわまんじゅうも懐かしい味です。

ほぼお昼時でした。こぶし館でそばを食べようと、会津中川駅に向かいました。嬉しいことにもう終わっただろうと期待していなかったのですが、桜がまだ満開でした。

2004年、ここで満開の桜を撮りました。しかし、列車到着時に曇ってしまい、いつか晴天・桜満開のタイミングで撮りたいと思っていました。あの時から約20年後、期せずしてリベンジを果たすことができました。

そして、こぶし館の、あさぎ大根蕎麦。変わらない味でした。近くには中川郵便局があり、風景印を扱っていたので、押してもらいました。なんと図柄は四橋。嬉しい・懐かしい会津中川でした。

次の列車まで時間はたっぷり。相方の提案で、会津大塩にある、炭酸水が飲める場所を訪ねました。その後、会津川口駅に寄り、次の列車を大志集落が見える場所から撮りました。

この日の宿は、会津宮下駅から近い「ふるさと荘」、二橋まで歩いて行ける距離にある鉄宿です。多くを期待せず泊まりましたが、とても良いお湯(温泉)でした。夕食は会津宮下駅近くの中野屋食堂で、地鶏親子丼を頂きました。会津宮下駅の構内です。会津柳津駅同様、木造駅舎、駅員常駐で、綺麗な構内でした。

只見線は朝が勝負。翌朝は張り切って朝練しました。記憶を頼りに、会津桧原の一橋を見上げる場所で2本撮りました。平日と言うこともあり、カメラマンは私を含めて二人。ここでは何度か撮りましたが、ほぼ完ぺきな水鏡、川霧も少し出て、今回がいちばん良かったです。

続いて、三橋で撮って只見線の撮影終了。今回の旅の目的地、群馬県みどり市に向かいました。只見線は2011年の大雨被害から一部区間の運休が続いていましたが、昨年全線復旧しました。喜ばしいことです。

車で本州旅2「只見線」でした。次に続きます。

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