窓を開ければ2(札幌市電)

12月は2度札幌を訪ねました。圧倒的な降雪量、ホワイトイルミネーション、そして除雪車ササラ電車と、路面電車撮りにとっては「冬こそ札幌」なのです。本来ならば、道央や道東で、雪まみれのローカル線を撮りたいところなのですが、そこは病み上がりなので、窓を開ければ撮影ができる札幌でリハビリを選択しました。(2024/12/15-16,23₋24)

今年も雪ミク電車とホワイトイルミの季節。訪ねたのは日曜日なので、雪ミクが外回りを走る日。ススキノ交差点を行き交う車が途切れる僅かなタイミングを突いて、ちょっぴり雪も降る、良い絵が撮れました。

流し撮りも。シャッタースピード1/8。しっかり止まりました。早々と宿に戻りました。

夜中はまったく雪が降らなかったので、ササラはあまり期待できませんが、宿の窓からススキノ方面に走り去ったのを確認して、徒歩2分の資生館小学校前で撮りました。早朝からご苦労様です。

もう一つ、今回撮りたいテーマ。それは、綿帽子を被ったようなナナカマドの実と緑の市電。お目当ての中央図書館前のナナカマドは実を落とさずフサフサ。思い通りの景色が撮れました。

一週間後、再び札幌。お昼過ぎについて早めのチェックイン(前回と同じ宿)。昼寝をして夕方少しお散歩。三越前のライオンサンタは去年と同じ構図。今回はフィッシュアイです。赤白のプラム薬局の車両を待って撮りました。

ススキノ交差点で、スナップ撮って宿に戻りました。

夜から朝にかけて雪は降らない予報でしたが、直前の天気予報を見ると、朝方少し降る予報。多少の期待を持って就寝。いちおう四時に起きて窓を開けましたが、雪は降らなかったようで、ササラ電車は静かにススキノ方面に走っていきました。再び眠り6時過ぎに起き、せっかくなので歩いてすぐの資生館小学校辺りで始発電車を撮ろうと外へ出ると、なんと吹雪です。始発電車が来る約5分前の写真がこれ。こんな感動的な写真が撮れるなんて、夢にも思いませんでした。

ササラ電車が除雪した線路を、静かにやってきた始発電車です。

外に出ていた時間は、ほんの15分ほどです。宿に戻りゆっくり朝食を食べ、チェックアウトまでまったりしていました。窓を開けると、再びササラ電車。

エキサイティングな滞在になりました。気になるのは、ゼブラカラーの旧型を今シーズンまだ見ていないこと。引退が近いとは思いますが、もう一度除雪の雄姿を見たいものです。

子供は元気ですね。私も早く体調100%回復して、元気に飛び回りたいと思います。

白老鉄日記vol.220「窓を開ければ2」でした。


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