小湊鉄道、いすみ鉄道に魅せられかれこれ15年。桜・菜の花、紫陽花、夏の青田、秋の空、紅葉、梅に霜と、季節を象徴するシーンを撮り、最後に残ったのが雪景色でした。ただでさえ雪が少ない房総半島、それも週末ともなると難易度高なのです。2月の連休の初日、寒気と低気圧が一緒にやってきて雪予報。これはチャンスかもと新宿から特急さざなみに乗り五井を目指しました。(2019/2/9)
荒川を渡り千葉県に入ると雪が本降りとなり、9時前に五井駅に到着。いつもの跨線橋からの眺め。少し積もり始めています。
退くとこんな感じ。大げさに言えば、夢にまで見た小湊鉄道雪景色。なかなか見られない光景は新鮮で感動が大きいものです。
フリーきっぷを買って、ホームに降ります。お昼ころまで雪が降り続く予報です。
キハ200に乗車。車内は暖房が効きすぎるくらい暖かい。さて、どこで降りるかです。
海士有木、馬立など本数が多いところでも良し、それでもやはり牛久より先かな、いつも降りる上総鶴舞もスルーして、里見で数分停車。いい感じです。飯給、月崎もパスして、、。
結局、上総大久保まで来てしまいました。しかし、月崎辺りから雪が少なくなり、雪から霙に変わりました。これは選択ミスかもです。
ロケーション重視で大久保下車を選択したものの、ご覧の通りで、シュガートッピング程度の雪景色。しかも霙。
雪に覆われた築堤、バックの杉は雪べったりをイメージしたのですが、ほど遠く。
その後、霙から雪になり、次の養老渓谷行きが来る頃に、駅周辺が少しだけ雪景色になりました。
養老渓谷から戻ってきたキハ200に乗って、上総鶴舞まで戻りました。やはり雪はこの辺りの方が積もっています。
すでに時刻はお昼過ぎ。雪はもう止みました。
この下り列車は、何とか絵になりました。しかし、これは上総中野行きなので、戻ってくるのは約1時間半後。寒い中、待っていられません。
歩くことにしました。歩けば寒くないし、万歩計アプリの歩数を稼げます。次の駅、上総川間に到着しました。
上総中野から戻ってきた列車です。ここでは、田植え、稲穂の海をよく撮る場所。今回の中では、これが一番雪景色らしく撮れました。
調子に乗って、次の駅上総牛久まで歩きました。牛久の先の築堤を行く下り列車です。
コンビニでコーヒー買って上総牛久駅で一息つきました。それにしても、見事な昭和が残っています、この駅は。
そろそろ夕暮れ時。撤収の時間ですが、延長戦です。このキハに乗って上総鶴舞で降り、次の上りで戻ることにしました。せっかくの雪景色ですからね。
再び雪が落ちてきた夕暮れ時。上総鶴舞で下車し、乗ってきたキハを見送ります。
日が落ちて、ぎりぎりのタイミングで上り列車。いい雰囲気で今日1日を締めることができました。
来てよかった、粘った甲斐があった1日でした。
雪の小湊鉄道でした。今年(2019年)は、久しぶりに、いすみ、小湊に通うつもりです。FIN.
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