梅雨の花道2019その4(最後の山登り)

そろそろ見頃だろうと、満を持して箱根路へ。曇り予報でしたが、山間部は終始雨模様でした。ここ10年以上毎年欠かさず訪ねてきた箱根ですが、今年は特別な年。雨も混雑も気にせず、始発ロマンスカーに乗って日が暮れるまで、旧型(吊かけ)の最後の山登りを追っかけました。同世代(103-107)がまた引退します、でも、私はもう少し頑張ります。(2019/6/29)

GSE初乗車、快適です。もうすぐ、箱根湯本。

撮影者で溢れる大平台のカーブ、ここは撮れないなと、上に向かいました。噂に聞いた3色編成が降りてきました。

混雑を避け、上に登ってみようと大平台駅に戻ると、続けて103‐107編成が降りてきました。

差し替えがなければ、小涌谷で並びが撮れるはず。小涌谷で下車。ここまで登ると雨は激しく、雲の中です。それでも駅手前の紫陽花は密度高くカラフルです。まずは3色編成が到着。

続いて、103‐107編成がやってきて、あっさり並びが撮れました(TOP画)

小涌谷で、旧型をたっぷり撮れました。

まだ、お昼前。彫刻の森に場所を変えました。雨はさらに激しくなりました。

残念だったのは、かつて青紫陽花が素晴らしかった直線は、紫陽花がほとんど咲かなくなっていたこと。仕方なく別の場所で。

雨に濡れて、紫陽花はとても生き生きと咲いています。

春夏秋冬撮ってきた、直線で、旧型を見送ります。

次は103‐107と構えていると、別の編成がやってきました。

降りる途中、宮ノ下で、103‐107編成に会えました。

最後に、人が少なくなった大平台。しかし待てども待てども旧型はやってきません。

仕方なく、いったん箱根湯本に戻る途中、出山の信号場で、三色編成が。運用が読めない日でした。

日が出ていないので、撮影には厳しくなってきましたが、ラストということで、山を降りてきた三色編成。最初は変だなと思いましたが、今年限りの珍しい編成、貴重かも。

箱根湯本を温泉街を行く登山電車。これにて夏恒例の箱根の紫陽花、撮影終了です。

夕暮れの時間、ライトアップされた紫陽花と三色編成

いつか終わりがある。まだまだ先と思っていましたが、ついにその時が来てしまったの感。

旧型は、まだ1編成残りますが、103‐107はこれで見納め。私にとってのラストランでした。

またひとつ、昭和が思い出になりました。FIN.

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