青空にひまわり畑が望めるならば「暑くても銚子電鉄!」と、張り切って出かけましたが、残念ながら空振りでした。それでも、二枚窓が運用に入り、潮風がとても心地よく、晩夏の気配が感じられる素敵な1日でした。しおさいに乗って、田園地帯をカタコトと片道2時間の列車旅が最高。代えがたい贅沢な移動時間です。(2020/8/15)
東京駅7:37発特急しおさい。銚子を訪ねるときはだいたいこれです。駅弁買って、さぁ出発。2時間ちょっと、遠いですが、それがまた良いのです。
銚子駅を降り、仲ノ町駅に向かいます。ヤマサの醤油工場バックの御馴染みの光景に、ホッとします。3000系2編成が待機しています。
本日の初撮り。醤油工場バックに、外川から戻ってきた5000系です。
仲ノ町で、大勢下車しました。賑わっているのは嬉しいですね。元京王車両の並び、それぞれセンスある塗装のツートンです。
銚子から折り返してきた、5000系。これに乗ります。
都心ほどではないものの、日差しは強い銚子。冷房の効いた車内は快適でした。そして半信半疑で到着した犬吠駅。目の前にひまわり畑は広がっていますが、咲いているの数輪のみ。満開はまだ先です。残念です。これですっかり意気消沈。
せっかくなので、少し外川寄りにある小さなひまわり畑で撮りましたが、花は逆向きですし、これでは満足できません。
気を取り直して外川駅。801が博物館状態になっています。大切に保存されていると思いました。
この車両が現役の頃は、よく通いました。現役時代の雄姿を数枚ほど。師走のキャベツ畑を行く801
菜の花咲く、春の仲ノ町駅。701も現役でした。
これは引退後ですが、外川の構内をHM付けて走行しました。
話を戻します。次は、ひまわりが少し見られた君ヶ浜に向かいました。
今日は、お昼ころから増発列車があり、夕方まで、かつてのように笠上黒生で交換があります。先ほど仲ノ町に待機していた編成が運用に入りました。
こいつは、銚子側が、二枚窓(湘南顔)です。
2016年の、君ヶ浜駅の駅猫だった「きみちゃん」の記念碑を入れて。石碑ができるなんて、皆に可愛がられた駅猫だったのですね。
ヒロミさんが、リフォームした「本銚子」で下車しました。骨組みはそのままですが、ずいぶんと立派な駅舎になりました。
過去の本銚子駅は、こんな感じでした。
オシャレで、センスの良い時計も付きました。
本銚子から、笠上黒生までの間は、緑のトンネルです。
二枚窓・湘南顔が、絵になるところです。
5000系では、ちょっと遊んでみました。
ふたたび仲ノ町駅。まだお昼を回った時刻ですが、そろそろ手じまいにしようかな。
Once More。気になる駅、海鹿島に立ち寄りました。芙蓉が気になったので。ひまわりは満足に撮れませんでしたが、晩夏の象徴、芙蓉が撮れたのは良かったな。
袖山車掌が手を振るシーンをラストに、帰りも、しおさいで。遠いけど、遠いから、また訪ねたくなる銚子。帰ってから、干物と濡れ煎餅、美味しく戴きました。Fin.
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