2024.11.03 04:53晩秋の根室線去年の今頃は、根室線(富良野口)最後の紅葉で大盛り上がりでした。今年の根室線(滝川口)は、炭鉱で栄えた時代を想像しながら、静かに楽しむ旅でした。前線が通過してお日様が見えない時間が多かったこともあり、よく言えばシック、時折差す秋の日差しが印象的でした。齢70、体調を気にしながら撮影を続けるフェーズになりました。自らの強運を信じて、長く桜や紅葉を楽しめたらなあと思います。(2024/10/26-28)
2024.09.29 12:36秋を感じる旅(根室本線)初秋の根室線、滝川にホテルを取って撮影旅。天気も最高で(そういう条件なので出かけたわけですが)、着いた日の夕暮れと翌日の早朝を中心に、撮りたいものが撮れました。廃線を控え熱心に通った昨年の富良野口と比べると、同じ根室線ですが、こちら滝川口はこれまでやや淡泊。しかし、キハ40のラストイヤーですし、残りはもう半年なんですね~。後で「もっと撮っておけば」にならぬよう、今しか撮れない日常を撮記録していきたいと思います。(2024/9/8-9)
2024.06.26 00:44再会、そして再開(根室本線)富良野・新得間廃線後、遠ざかっていた根室本線ですが、友人渡道の機会に再会してきました。残された区間(滝川・富良野間)は、田園地帯や炭鉱遺構など、廃線区間とは一味違う鉄道風景が望めます。未開拓を深堀する楽しみもあります。今回を契機に訪問を再開しようと思います。(2024/6/6-9)
2024.04.07 19:48最期の日の翌日(根室本線)富良野・新得間を最終列車まで見届けた夜、富良野は雪が少し降り、翌朝は冷え込みました。もう4月と言うのに、まだ真冬のような寒さ。芦別方面に車を走らせました。根室線の残された区間、滝川・芦別間の四季巡りのはじまりです。(2024/4/1)
2024.04.02 08:10根室線(富良野・新得)最期の1日この1年、根室線には何度も訪問しましした。勿論営業最終日である3月31日も。青空で終わってほしい、無事に走り終えてほしい。願いは叶いました。根室線の全てが思い出になりました。もうあの鉄橋を渡る音も、落葉松林を颯爽と走る様も、二度と目にすることはできません。趣味人として、残念であり、寂しい限りです。(2024年3月31日)
2024.03.12 23:15別れの3月(根室本線)根室線最後の季節を追いかけています。日高線は別れを惜しむ間もなく「突然のさよなら」でしたが、終わりが分かっている根室線は別れの辛さが身に沁みます。毎回が「さよならの旅」です。春から順に季節を巡り迎えた3月。この旅もそろそろ終わりです。各駅には「ありがとう」のプレートが設置されていました。(2024/3/6-7)
2024.02.19 14:54霧氷アゲイン(根室本線)霧氷と言えば、橋幸夫の「むひょう~♪」。50を過ぎ、真冬の北海道でホンモノの霧氷を見た時、私の頭から橋幸夫が消えました。マイナス20度を下回ると発生する、雪とは違う透明感がある白。日が昇ると消えてしまう白。儚いものは美しい。そんな霧氷にこの冬は根室線で3度も会えました。(2024/2/4-6)
2024.01.22 18:31北の国から'24真冬(後編)昨日三食何を食べたか。薬は飲んだか。中々思い出せなくなってきました。高齢化です。メモが大切になっています。その意味で、備忘録としてこのブログは意味があります。なので、先週の富良野ではどの順序でどこでなぜどのように撮ったか、出来る限り詳しく書くようにしています。申し訳ありませんが、お読みになる方には、冗長に感じるかもしれません。旅の後編です。二日目の朝の撮影を終え、SNSをきっかけに親しくして頂いている友人ご夫妻の写真展を観るために、富良野線に乗って美瑛に向かいました。(2024/1/12-14)
2024.01.21 22:44北の国から'24真冬(前編)白老から富良野までの200キロの運転は、とくに冬場は神経を使います。今回は友人を新千歳空港でお迎えし、追分からの道央道のルート。途中までは順調でしたが、占冠インター手前で事故渋滞に巻き込まれ、出口まで残り2キロ(トンネル内)で立ち往生。お陰で「午後の運用には間に合わず」の旅のはじまりになってしまいました。(2024/1/12-14)
2023.12.12 03:55暖かい冬(富良野編)今回の旅は、旧友と10年ぶりに再会する旅でもありました。かつては花輪線や米坂線を一緒に追いかけたり、冬の石北で雪まみれで撮ったり。宿は、旧友が選んでくれた占冠の昭和レトロな旅館。積もる話をするには持って来いの宿でした。(2023/12-2-4)
2023.12.06 15:23暖かい冬(芦別編)12月に入っても熊が冬眠せず町中に出没しています。札幌ではまだ根雪はありません。日が落ちても気温がそれほど下がりません。長期予報通り、異常な暖冬になるのでしょうか。根室線巡りも最終章を迎えました。まだ道が黒い金山峠を楽々越えて、夕暮れ上芦別に到着しました。二つ目のライトが迫る光景、目に焼き付ける季節です。(2023/12/2-4)
2023.11.10 23:58紅葉最終章(根室本線)天気は、予報通り青空が見える朝でした。しかし太陽が昇る方向には雲が垂れ込め日が差しません。東鹿越始発列車がやってくる5分前、広角は諦めて、望遠に切り替えました。しかし、列車通過時、山部の落葉松林に奇跡のように朝日が差しました。その時間は1分に満たないくらいでした。これがその時の写真です。根室線最後の1年、落葉松のピースは外せない。そんな思いで富良野に駆けつけた甲斐がありました。(2013/11/8-9)