行かなくちゃ、晩秋の上総の鉄路へ。3年ぶりの紅葉だから。元気だから。感動をシェアできる友がいるから。たぶん東京で過ごす最後の秋だから。なので、車で、電車で、何度も足を運んでしまいました。(2020/11/14~22)
四時前に家を出てアクアラインを渡って、夜明け色の空と上総久保駅の大銀杏のシルエット。極上の1日がはじまる予感。美瑛で風景を撮っているような感覚と感動がありました。
期待通り朝霧が出てくれました。朝日に輝くネコじゃらしを狙って。始発列車は逆光側で撮りました。
3年ぶりの黄金の輝き。晩秋の朝日をいっぱい浴びて、里見発の上り始発列車です。
上総久保駅でもう1本撮ろうと、今度はかつてよく撮った接近構図で。
【参考】かつての構図(2008年。駅前は道路も駐車場もなく、素朴な感じでした。)
ほっとする朝のシーン。夜明け前から三本撮って、上総久保駅を後にしました。
ここも久しぶり。いすみ鉄道小谷松の小さな祠と銀杏の木。この風景に共感しあえる方々と重なる連射音が心地よく響きました。
それぞれの秋。ひとりより二人、三人がよい。ひとりの創造力を超える写真が撮れるから。同行いただいたDさんの拘り構図におつき合い。青空と銀杏と車両の黄色、見事な補色となって、きりっと撮れました。
お昼の休憩を挟んで、本命の急行(キハ28+52)は、光線状態が変化しましたが、まずまず。
最も好きな駅、上総鶴舞。ここの銀杏がこんなに美しく色づいたことがあったでしょうか!と思うほど感動の色づきでした。
ひこばえが色づき、晩秋色の田園。好きな季節に好きな場所を眺める先には、写真を撮るカップルが微笑ましく、とても幸せな気持ちになりました。
お目当ての一つ、初秋に彼岸花を撮ったお寺の銀杏が見える踏切から。2週連続で通いました。(一週目。紅葉までもう少し)
そして、色づきピーク。2つのろうそくのようです。
お寺の境内から。銀杏、落ち葉、そしてキハと、黄色がそろいました。
銀杏越しの景色もメルヘンです。
本命「急行」が通過する頃には、日の傾きで地面の陰が増えていきます。風でハラハラと葉が落ちていきます。日が陰る心配はありませんでしたが、ドキドキの撮影でした。今回、上総で様々な紅葉を撮りましたが、これがクライマックスだったかも。
季節を楽しむ場所。黄色が見頃の秋の日でした。築堤は次の季節の予告編のような菜の花の緑。春もまた訪ねたい。
生きていれば、こんな素晴らしい風景が見ることができる。小湊鉄道・上総大久保の午後、素敵な秋に会えました。
顔に光があたりました、縦構図も良し(^^♪
上総大久保駅の周辺がきれいに整備されてから、紅葉を撮るのは初めて。この夫婦の銀杏も楽しみな被写体でした。色づき始めは、新緑のようでした。
次の週には、ちょうど見頃。季節が一瞬だけ輝くタイミングだったと思います。
反対側(駅のホーム側)から。午後の斜光を受けて優しく輝く銀杏とキハと。
上総久保の銀杏、夕日に輝く。日没迫っていましたが、列車通過時刻、ギリギリ陽がもってくれました。
締めは、ヒマラヤ杉がうっすら紅葉の上総川間。楽しい一日も日没迫る。帰りの上り列車は繁忙期ゆえ三連です。
ぎらっと三連。三連休
日が暮れて。さあ、帰ろうの上総牛久駅。
車窓。また逢う日まで♪ 通算4日間の訪問でしたが、1日風に圧縮してみました。ご一緒いただいた、Aさん(11/15&22)、Jさん(11/15)、Dさん(11/21)、ありがとうございました。
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