夏の香り(江ノ電)

「梅雨入り前に紫陽花が見ごろ」、東京近郊はそんな季節感です。関東撮り納め、お世話になった江ノ電は外せません。江ノ電と紫陽花、しっかり撮るのは6年ぶりのことです。日差し強く、乾いた空気に積乱雲、今年初めて「夏」を感じました。(2021/5/28,30)

ゆっくり家を出で、空いているロマンスカーで藤沢へ。江ノ電訪問の私のルーティンです。そして、藤沢駅でこれ(305)に会えました。

まず向かった先は、長谷駅。駅構内踏切で「紫陽花(線路を挟んで、赤と青)」がありました。長谷駅のおもてなし心が嬉しいですね。

江ノ電と紫陽花、相性が良いのはわかりつつ、混雑するのが嫌でここ数年は遠ざかっていました。久しぶりの訪問で、この床屋さんの踏切の紫陽花が大きく育っているのには嬉しかったです。しかも混雑なく撮れました。

今年から境内の撮影が禁止になった御霊神社。撮影可能ゾーンで1回だけ撮りました。以前あった紫陽花の株は無くなり、代わりに「鉢植え」が並べてありました。

ふたたび、赤い紫陽花が咲く場所に戻って。1000形のLED紫陽花もしっかり撮っておきたかったので、列車ピンで。

紫陽花の色づきは、ちょうどベスト。このように密度濃く撮ることも可能で、花に「勢い」がありました。

5月28日(金)の305。紫陽花を主役に撮りました。

5月30日(日)の305。沿線の雰囲気そのままを撮りました。

昼下がり。静かな沿線、控えめに咲く紫陽花を愛でながら、ゆったりとした時間を過ごしました。

小さな踏切が見える場所に咲く「薄紅色」。紫陽花は土壌の酸性度で色が変わりますが、ここは上質な弱酸性の土なのでしょうね。

静かな住宅街に咲く紫陽花。江ノ電がもつ多彩な表情です。

記憶をたどって由比ヶ浜駅のホームの紫陽花。ありました!

稲村ヶ崎駅の額紫陽花。この並びは良かったです。LEDの青紫陽花も並びました。

このあと、江ノ島駅近くのGallery-Tで写真展「海で会いたい2021」を観賞して、少し遅めのお昼を「ミンナミ食堂」で。待ち時間に撮った1枚です。

古民家を改造した趣ある食堂で、炭焼き鳥の定食、美味しく頂きました。

締めは、石上駅近く、線路に沿った花壇の紫陽花。とても見事な「隅田の花火」。花火をイメージして撮ってみました。育ててくださった方に感謝です。

305も撮りました(28日)。

30日は、積乱雲モクモクでした。

足掛け20年の江ノ電、今回は節目の訪問でした。いつも親しくして頂いているDさん、Jさんにはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。Dさんは小まめに情報を頂き、Jさんはとっておきの場所を案内して頂きました。コロナが収束し沿線にお祭りが戻りますように。私もまた江ノ電に必ず戻ってきます。Fin.

四季の旅写真Gallery Annex

北海道、関東中心の、鉄道風景写真ギャラリー(新館)です。

0コメント

  • 1000 / 1000