津軽海峡夏物語(函館&五能線)

リタイアして数ヵ月が経ち、曜日感覚が薄れてきました。週末や休暇という概念はない身の上で迎えた初めての夏休み。それでも待ってる夏休み♪ 東京オリンピックを目前に控えた7月中旬、既に梅雨は開け夏空と眩しい日差しの中、南に向かいました。(2021/7/19-22)

引越は終わりましたが、まだ車が無くレンタカー生活です。レンタカーを返却し南千歳から北斗に乗って南に向かいます。私にはジパングがある(3割引き)。

夕刻、函館に到着し、定宿となったセンチュリーマリーナにチェックイン。さっそく函館市電撮影にでかけました。夕刻と言っても日が長い季節。日差しはまだたっぷり。

前回訪問はゴールデンウィークで期待した桜は市電沿線ではイマイチでした。今回は紫陽花が見頃なのではと淡い期待でしたが、ありましたよ、青柳町の坂の途中に。青いタマ紫陽花も、ガクアジサイも。

明日に期待して、宿に戻る途中に、夕日を浴びてタチアオイ。季節を遡った感じです。今年は関東各地で梅雨の花々をたくさん撮れましたが、北の大地でも撮れるとは!

翌朝、センチュリーマリーナの天空の露天風呂、そして豪華バイキングの朝食を楽しんだあとは、朝練です。まずは、夏の緑溢れる函館山バックに、基坂、イギリス領事館、そして函館市電。いい景色だな~

続いて、前日下見した谷地頭方面へ。運良く、古い車両がやってきました。LED方向幕じゃないので、SS気にせず撮れます。

青柳町の電停とガクアジサイ。函館市電らしいシチュエーションで、真夏の紫陽花が撮れて満足な朝でした。

函館の締めは十字街。左の塔のような建物は、市電の操車塔です。現在は使われていませんが、貴重な鉄道遺産ですね。この後、北海道新幹線で津軽海峡を渡りました。

新青森でレンタカーを借り、五能線に沿って深浦に向かいました。途中、岩木山がくっきり見えていました。帰りに撮ればいいやと先を急ぎましたが、その後姿を現すことは無くなく( ;∀;) やはり写真は「今でしょ!」。宿(不老不死温泉)にチェックイン後、ちょこっと撮影し、この日は終了。

宿は全室オーシャンビュー。部屋から、ジュッと音がするような素敵なダルマ夕日がばっちり見られました。

休み3日目です。すでにキハ40は引退し、イマイチ気分は乗りませんが、天気は良いし、朝練に出かけました。始発列車を待つ驫木駅。

弘前行きが到着です。

車輌は変われど、素敵な朝の驫木駅でした。

続いて、追良瀬駅。以前から気にはなっていた駅ですが、訪ねるのは初めて。

なんと、なかなか素敵なロケーションじゃないですか。新型車両もまぁまぁですね。

宿に戻り朝食をいただき、ふたたび撮影です。日差し強く、はっきり言って猛暑です。行合崎、すでにニッコウキスゲの季節は終わりましたが、最近咲かなくなったとの話も聞きます。だとしたら非常に残念。貴重な海辺のニッコウキスゲなのに。

小さな漁船が浮かぶ行合崎、アワビ、ウニ? 何を捕っているのでしょうか?

水が澄んでいます。靴を脱ぎ、足を浸かって、66歳真夏の大冒険。

いい雲出ています。車両にかかわらず、やはり五能線は五能線。その景観の素晴らしさは変わらないですね。

午後3時。深浦駅に車を停めて、私の定番ポイントへ。いい波、そしてリゾートはくまげら、唯一のキハ40です。暑かった~

陸奥岩崎でこの日の締め。

かつての賑わいの象徴、待合用のいすがたくさん並ぶ駅でした。

4日目は曇天。驫木駅です。曇りなりに、駅前の住宅が無くなり、ちょっとおもそろい構図で撮れるようになりました。

夏休み、締めの1枚です。

毎日が日曜日の身の上でも、終わりは寂しい夏休み。津軽海峡を挟んで、夏らしい4日間でした。この後、新青森から新幹線で東京へ。引越第二弾が待ち受けています。(了)

四季の旅写真Gallery Annex

北海道、関東中心の、鉄道風景写真ギャラリー(新館)です。

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