十字街のカーブを曲がり、彼がやってきました。5年ぶりに見るお姿です。江ノ電305、箱根モハ1型、阪堺電車161型とともに、私と同世代の電車、函館市電の530です。中々お目に掛かれず、残念な訪問が続いていましたが、相互フォローのブロガーさんから運転情報を頂き、今回の訪問となりました。そんなわけで、全国旅行支援利用の冬旅ファイナル、再びの函館です。(2023/2/26-27)
お昼前に到着した函館。食事もそこそこに市電撮影です。暖かい日が続き雪が消えましたが、前夜にまとまった積雪があったため、辛うじて白い坂です。
今回の撮影のお目当ては、函館市電の古参車両500型のうち1両だけ現役を続けている530号車。今回、イベント(ご縁電車)で貸切運転です。運行時間が函館市交通局で発表されているので、計画的に撮れます。やはり、谷地頭の坂は外せません。けっこう大勢の撮影者と一緒に、坂を降り、登る様を撮りました。
もう、この時点で、十分に満足(^^♪
坂の頂上(青柳町電停)から坂下を望む。530号車は、あと1往復あります。天気は回復、晴れてきました。
次の530号車の撮影場所をロケハンしながら、大町あたり。素朴な函館の町並み。好きな場所です。
結局、末広町辺りで撮ることにしました。十字街のカーブを曲がって、海峡通を行く「函館ドック行」の530号車です。線路の雪はほとんど解けてしまいました。
函館ドックから戻ってくるところが、本命撮影です。定番ですが、鶯色の相馬本社ビルをバックに、緑の濃淡、同系色狙いです。車と被らないようにと、ハラハラしながらの撮影です。これは市電撮りの宿命ですが、運よく、すっきり撮れました。青空に白い雲、そして(ローアングルで構えた)地面の残雪の白、寒色系でまとめてみました。今回のベストショットです。本命撮影が旨くいき、気分良しでした。
これで、530号車の撮影は終了。ちょうどチェックインの時間です。宿に向かいます。
日が長くなりました。日没は17時過ぎです。夕方十字街辺りで少し撮影。風が出てきました。油断するとまだまだ寒い北海道です。
帰りに、ハセストのベイエリア店で、焼き鳥弁当を買って、ホテルの部屋で夕食。600円で大満足です。
宿は、いつものセンチュリーマリーナ。屋上の露天風呂、そして朝食が楽しみな宿です。糖尿病なので、サラダ中心に頂きました。朝食前に、少しだけ市電撮影です。2月は2度の函館でしたが、滞在中、雪はまったく降らず。天気はバリ晴れでした。
旅の最後に立ち寄った「谷地頭温泉」。源泉65度のかけ流しです。お値段の安く、露天風呂もあり、広々とした浴場、良い湯でした。
白老鉄日記vol.113「白い坂again」でした。
0コメント