歴史ある函館の街並みにマッチするのは、やはり年代物の車両です。最古参530と原色の812は会えたら幸せ。716スナッフルズ号もセンスある広告車両。そして723。広告車両でありながらゴールドの金太郎塗りで、私は「貴婦人」と呼んでいます。函館の街並み・景観にとてもマッチした車両です。広告主の五島軒さんに拍手です。(2023/12/21-23)
札幌で年の瀬を過ごした翌週は函館です。クリスマスファンタジーが開催されています。B級グルメが楽しみです。お手頃な宿(旧パコ。グローバルビュー)に二泊して、良い鉄してきました。
2日目の冷え込んだ朝。冬は何といっても谷地頭の坂。
日が昇りました。バックの三森山も雪を被り、薄い雪ながら坂は白。条件はそろいました、しかし、そんな時に限って、お気に入りの車両は来ないもの。何台かやり過ごして、やっと来てくれた716。シャッタースピードを気にせず、ガンガン連射しました。良い絵が撮れました。
「さて、引き上げるか」とレンズを標準に変え途端、812(原色)がやってきました。慌てて撮りました。望遠のすっきりした構図ではありませんが、結果的に生活感ある1枚になりました。
谷地頭から戻ってくるシーンは、中望遠で。
朝のラストは、十字街で函館山を入れて。たいへん満足度の高い朝練となりました。(この後、日中は、大沼、落部、鹿部方面で、キハ40撮影をしておりました。)
夕方、ホテルに戻り、クリスマスファンタジーの花火撮りにと八幡坂で構えました。もう少し坂の上で撮るべきでした。失敗の巻。(多重露光です)
かなりの冷え込みで、坂はツルツル。せっかくなのでもう一枚撮ろうと構えると、812がやってきました。
夜のうちに、まとまった積雪がありました。最終日の朝は、ササラを期待したのですが、函館のササラは大雪の時だけ。普段の除雪は、除雪用の自動車が行います。ホテル最寄りの松風町から函館ドック行始発に乗って十字街で降りると、ちょうど除雪作業中でした。
谷地頭行きの始発を十字街で待ちました。やってきたのは530。車体の重い530は圧雪除去の任に就くことがあるとは聞いていましたが、会えたのはほんとにラッキー。「乗ります、降ります、撮ります。」です。
というわけで、530に初乗車。僅かな乗車時間でしたが、期待どおりのレトロな車内に大満足。
青柳町で下車し、1枚撮りました。昨日とは一変、真っ白な坂になりました。
宝来町でも撮れました。会いたい車両には全て会え、期待以上の雪景を見ることができ、非常に満足な年の瀬の函館でした。
なお、クリスマスファンタジーはちょこっと見てきました。また、食事は、初日はホテル近くの「ぶんぶく茶釜」。二日目は、道中購入した牡蠣やマグロ、テイクアウトの焼売、餃子などをホテルの部屋で食べました。(ホテルの部屋はマンションタイプで調理設備、食器、大きな冷蔵庫がありました。)
白老鉄日記vol.163「年の瀬北海道②(函館市電)」でした。
2コメント
2024.01.02 06:21
2023.12.31 11:17