心穏やかに(日高本線)

日高本線は、2023年最多訪問(地元室蘭本線を除く)の鉄路です。年末の「締め」、年始の「鉄はじめ」は、ともに日高本線でした。今年はキハ40のラストシーズン。私は近場の日高本線で追いかけたいと思います。(2023/12/24,28,2024/1/1)

海は見えませんが、勇払から終点鵡川までは、太平洋に沿って走る日高本線。苫東厚真火力発電所の煙突の蒸気は、冬場は白く、無風の日は空高く。

勇払原野を苫小牧に向かって走る日高線。背後には煙突の蒸気。冬らしい光景です。

日高山脈が見える日はご機嫌。連なる山脈で、尖がった山は、主峰のひとつ「カムイ岳」です。

日高山脈とは反対側、支笏湖外輪山が見渡せます。この日は支笏湖の奥にある最高峰恵庭岳がよく見えました。原野は鹿の群れ(この写真に5頭ほど認識できます)。列車は警笛を鳴らしながら徐行していきました。

浜厚真の国道から。この冬は、ここからの霧氷晴れを撮りたいと思います。

樽前山の雪の面積が増えました。線路も薄っすら雪が積もりました。

2023年、締めの1枚。愛車タラコノートを入れて。今年もよく走ってくれました。

2024年元旦は、日高線で鉄始め。浜厚真駅から撮影開始。

氷で覆われた厚真川。雪を被った日高山脈。そして北海道色のキハ40。この日撮りたかった1枚です。

勇払原野の先には、日高山脈の盟主幌尻岳。

あらためまして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。写真は心穏やかに。心身ともに健康を維持し、楽しく撮っていきたいと思います。

元旦の午前にこの写真を撮影後、家で寛いでいた夕方、能登で大地震が発生しました。何ということでしょう。人々がいちばん穏やかに過ごす夕べにこのような災害が発生するなんて。被災された方々のご無事をお祈りいたします。余震が続く中、不安な日々をお過ごしと思います。どうか被害がこれ以上拡大しませんように。また不幸にも亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。翌日には羽田で飛行機の衝突事故。2024年は大波乱の幕開けとなってしまいました。これ以上の災害が起きませんように。心穏やかに過ごせる1年になりますように‥。

白老鉄日記vol.165「心穏やかに」でした。

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