暖冬で雪も少なめの胆振地方ですが、まとまった積雪がありました。運よくちょうどその晩に、鵡川の四季の館に泊り、吹雪の夜の原野、降雪後の夜明けの原野を撮ることができました。TOP画は浜厚真駅の夜明け。薄紅の空とハロゲンの街灯が、前夜降り積もった雪を照らしました。なんとも幻想的な原野のマジックアワーでした。(2024/1/4,14-15)
富良野で根室線を2日間撮ったあと、秋田の友人Gさんと鵡川でもう1泊しました。ちょうと低気圧が通過中で、夜の8時台には1時間に7㎜という吹雪。こういう場面、趣味人としては宿でのんびり温泉に浸かっているわけにはいきません。一駅先の浜厚真でバルブ撮影です。カメラが心配になるほど激しい湿雪でした。ここで2本(往復)。おもしろいシーンが撮れました。
翌朝は晴れ。夜明け色が素晴らしい浜厚真で、鵡川発苫小牧行の始発列車を撮りました。
約30分後には、ふたたび鵡川発の苫小牧行。今度は北海道色2両。マジックな時間が終ると、いつもの原野です。
以下、1月4日に撮ったものです。この日は支笏湖外輪山も、日高山脈も良く見えました。朝の鵡川行。樽前、風不死岳がそろって顔見世。雪少ないですね。
原野の直線から、後追いで樽前山バック。
午後になると、日高山脈が順光でくっきり
最後は勇払で駅撮りです。
白老鉄日記vol.166「夜明けの原野」でした。
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