初秋の根室線、滝川にホテルを取って撮影旅。
天気も最高で(そういう条件なので出かけたわけですが)、着いた日の夕暮れと翌日の早朝を中心に、撮りたいものが撮れました。
廃線を控え熱心に通った昨年の富良野口と比べると、同じ根室線ですが、こちら滝川口はこれまでやや淡泊。しかし、キハ40のラストイヤーですし、残りはもう半年なんですね~。後で「もっと撮っておけば」にならぬよう、今しか撮れない日常を撮記録していきたいと思います。(2024/9/8-9)
体調不良や台風の影響で、予定より遅くなりましたが、収穫前の黄金の田圃に間に合うようにと、天気の良い日を選んで久しぶりの撮影旅。ゆっくり家を出て、国道36~234号線で岩見沢へ。岩見沢から高速で滝川へ。このルートがシンプルでコスパも良さそうです。お昼には滝川に到着。さっそくやってくる列車を東滝川の田園で構えて撮りました。日曜日ということもあり、沿線はけっこう撮影者多数。
この後、旭川のAさんと東滝川駅で合流し、夕暮れまでご一緒させていただきました。来年3月で無くなる東滝川駅。ロケーションは違いますが、山の中の小さな集落にあった上厚内駅と通じるところがある、美しい木造駅舎と静かな佇まいがたいへん気に入っておりました。残念です。あらためてさよなら訪問をしたいと思います。
毎年この季節に撮影する、上芦別公園近くの棚田風の田園で。ここは芦別丸山が正面に見えるのも特徴の1つで、TOP画はその丸山を強調した構図です。ここで2本撮りました。滝川口は、昨年の富良野・新得間より本数が多く、リズムよく撮れます。
このあと、赤平の田園でも2本撮り、ロケハンしながら、夕暮れが旨く撮れそうな恰好の場所を見つけ、ここの場所で日没まで撮りました。逆光に輝く滝川行。手前は田園です。線路の正面にピンネシリなど石狩の山々
ちょうど日没の頃、踏切音。なんだろう?! フラノラベンダーエクスプレスでした。長い編成の車体が輝いてくれました。シルエットの山々、空のグラデーションが素敵です。
そして本命、滝川発富良野行。月も出て、うっとりのシチュエーションです。良い一日だったなぁ。ありがとう。幸せな気分になりました。
そして翌朝。快晴です。赤平の田園です。朝は本数が多いのですが、ほとんどこの辺りで撮りました。ピンネシリをバックに黄金の田園。撮りたかった初秋の景色です。車両の側面に日が当たらなかったのは計算違いでした。場所や構図を変えて撮りましたが、このフラットな1枚がお気に入りです。
他の赤平の田園写真です。
午前中で切り上げました。いつもの国道オーバークロスから。ここからの東滝川駅とキハ40の眺め、あと半年で見納めです。バックの夫婦山は永遠です。今回の締めの1枚です。
せっかく滝川に来たので、名物合鴨肉を買っていこうと、ネット検索すると、なんと先ほど撮影した赤平の田園の近くに加工工場(滝川新生園の直営工場)があり、直販もしてくれるとあったので、立ち寄りました。翌日さっそく合鴨蕎麦を頂きました。旨かったです。
あれだけ通った、富良野、布部、山部、そして金山湖はすぐ近く。でも、ここ(滝川口)は別の鉄路と思った方が良い、ここはここの良さがある。過去はもう思い出であり、写真にしっかり残しました。今は、ここの日常をきっちりと撮っていこうと思いました。
白老鉄日記vol.207「秋を感じる旅」でした。
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