東京が「旅する場所」になって数年が経ちました。帰る家がないのはちょっと不思議で寂しい気分ですが、「現役時代の週末の癒しの場所」を久しぶりに訪ねるの大きな楽しみです。今回も検査目的の上京でしたが、結果はまずまずで、空き時間を有意義に過ごすことができました。(2025/6/21-22)
検査が無事に終わったので、友人の写真展を観るために千駄木へ。乗り換えで下車した御茶ノ水駅の変貌に驚き、聖橋から撮影する外国人旅行者の多さに驚き、、、。でも、この眺めは変わりませんね。
千駄木から王子へ。明治通りを歩き、飛鳥山の跨線橋から青空を入れて都電を撮ります。梅雨はどこへ行った?!
飛鳥山から都電に乗車。やってきたのは荒川線50周年記念号でした。1974年、都電の生き残りである27系統と32系統が統合され「荒川線」と名乗るようになりました。その頃私は大学生で、荒川線は青春の思い出の場所でした。あれから50年、、、感慨深いです。
西ヶ原4丁目で下車し、次の停留所(新庚申塚)まで歩きます。一駅ごとに絶景が見つけられるのが路面電車。ありました、梅雨明けの花アガパンサス。東京は紫陽花からこの花に主役が交代する時期なのですね。
庚申塚のいっぷく亭で、かき氷を食べて散歩終了。高齢者は無理をせず、明るいうちに宿に戻りました。
翌日は北海道に戻る日。便が夕方なので、東村山の北山公園を訪ねました。お目当てはアナベルです。北山公園は在京時代に訪ねたことがありましたが、もう一度行きたい場所の一つでした。東村山駅を降りても、駅前には行先看板ひとつないところも素朴で気に入っています。しかしこの日は34度の猛暑。バスに乗ったのが判断ミスで、2キロ以上歩かされる羽目に。
それでも満開のアナベル見たらテンションが上がりました。もう一度これを観られて良かったです。
東村山から西武園までの西武線は、単線で1時間に約3往復。今も昭和の電車が元気に走っています。この車両の第一号車は1977年デビュー。私が社会人になったのと同じ年。同期の桜です。
アナベルの森は、木陰で乾いた風が心地良く、とても素敵な時間でした。
2時間ほど撮って、撮影終了。北山公園は菖蒲で有名です。すでに終わっていましたが、こんな感じ。
2025年、梅雨の東京、良い時間を過ごすことができました。
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