鉄道風景2018総括

夏の終わりの北舟岡駅、夏草の向こうにホームと噴火湾、やってきた長万部行き普通列車。盛り土され工事中だった2018年ならではのシーンです。往く鉄・来る鉄。撮りためた中から、狙い通りの1枚、思いがけない1枚など、2018年の鉄道風景21編です。

首都圏では、2週続けて大雪がありました。長年通った箱根で初めての雪景色撮影の機会を得、行き来する旧型車両を撮ることができました。(箱根登山鉄道・小涌谷)

キハ183スラントノーズ車が、3月のダイヤ改正で引退。これが私が記録した最後のシーン。北斗・スーパー北斗のそろい踏み。(函館本線・函館)

まだ1シーズン大丈夫と思っていた矢先、スーパーあずさ(E351)が引退を迎えました。梅薫る高尾の森で、私のラストラン。(中央本線 高尾・相模湖)

来る鉄。MSE以来の小田急新型ロマンスカーGSEのデビューは、快晴の春の日。栢山の菜の花畑で待ちました。やってきたのは、どこかで会ったようなスカーレットカラー。そうですパノラマカーです。新しいのに懐かしい。(小田急小田原線 栢山・富水)

往く鉄。2018年は、快晴の空の下、桜を撮ることができました。ありがとうLSE。桜の木の下でラストラン(小田急小田原線 相武台下・座間)

4月と10月、春秋恒例のわたらせ渓谷鉄道。新緑と言えば、毎年、箱根とここです。(わたらせ渓谷鉄道 大間々・上神梅)

5月は晴天が続きました。2017年10月から、期間限定でこの電車が走ってくれた世田谷線。途中下車が楽しい1年間でした。また楽しい企画をお願いします、東急さん。(東急世田谷線 下高井戸・松原)

会心の紫陽花。3月に桜を撮ったとき、紫陽花の株がたくさんあるのを確認しておりました。そして訪ねた6月は小雨模様の紫陽花日和。桜の時とは異なり、べスポジで撮れました。(御殿場線 山北・谷峨)

2012年夏曇り、2015年夏曇り、そして2018年夏、やっと青空の下で原生花園。三度目の正直となりました。(釧網本線 北浜・原生花園)

夏の鉄旅、最終日。上厚内信号場での素敵なシーン。この頃はまだ旧駅舎が残っていました。(根室本線 上厚内信号場)

人々の暮らしの中での鉄道。そんなことを感じる、真夏の緑濃い駅の交換風景でした。(室蘭本線 早来駅)

銚子の向日葵が見頃らしい、ということで出かけました。盛夏8月、元気な自分を確認できました。(銚子電鉄 犬吠)

晩夏の上総は稲穂のゴールデンウィーク。早稲の収穫が始まります。刈り取り前にと快晴の土曜日、五井から始まる小湊の旅

夏は腰越、秋は世田谷八幡、大塚天祖神社、祭りを良く撮った年でした。そんな中、最もエキサイティングなのが鬼子母神御会式。笛太鼓の独特のリズムにカメラも軽快です。

長い歴史を閉じようとしている夕張線。久しぶりの激パのひとりとなって、素晴らしい北海道の紅葉とともに、記憶に残る1枚となりました。(夕張支線 鹿ノ谷・清水沢)

ここを通る列車を撮る機会は、そう長くはありません。お昼に撮ったときはまだ日が回っておらず。しかし次の列車まで2時間以上待ち。悩んで待って正解でした。(根室本線 東鹿越・金山)

多くの撮影機会が持てたからこそ撮れた1枚。北海道の短い秋の日。貨物通過のタイミングまで、ぎりぎり日が持ってくれました。晩秋の羊蹄山、噴火湾、伊達の町、そして室蘭本線(室蘭本線 黄金)

暮れゆく秋の噴火湾と北舟岡駅。洋上に浮かぶ駒ヶ岳のシルエットが美しい夕暮れでした。

自宅の最寄駅から174円で行ける高尾山。標高500メートル。その中腹から見える京王線。黄色く見えるのは甲州街道の銀杏並木です。鈍った体ですが、頑張って登った甲斐がありました。(京王線 高尾山口・高尾)

東京湾越しの冨士は難易度が高いですが、冬場がチャンス。狙って「今日こそは」と早めに出かけ、会心の冨士山と小湊鉄道(小湊鉄道 海士有木・上総村上)

2019年も、元気に。思い通りのシーン、念願のシーンが撮れますように、思いがけないラッキーなシーンに会えますように。

四季の旅写真Gallery Annex

北海道、関東中心の、鉄道風景写真ギャラリー(新館)です。

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