冬は凍てつくオホーツクの海、春はハナダイコン咲く上神梅の踏切、晩夏は上総鶴舞の黄金の早稲の海、そして晩秋は銀杏が色づく千登勢橋、巡る季節は好みの場所で。遅れて色づいた東京の街は、来年のオリンピックを控え、いつもより華やかな雰囲気です。快晴の師走の日曜に訪ねた荒川線。暖かく、心地よく、少し切ない午後でした。(2019/11/24、12/8)
今年は、10月が異常に暑かったせいで、紅葉が遅れています。それでも、そろそろかなと偵察がてら荒川線。久しぶりの三ノ輪橋。(11/24)
三ノ輪に来れば、やはり商店街を歩きます。住んだ町ではないのに、懐かしい香り。コロッケ立ち食いします。
商店街を抜けて、都電の線路に出ます。この辺りの雰囲気、いかにも荒川線の名が似合います。
いつも、色づきが早い尾久八幡神社の銀杏。期待通り、ほぼ見頃でした。
臙脂の7700形、晩秋らしくいい感じ。
ちょこっと偵察終了です。帰りに飛鳥山、大塚をチェックしましたが、まだまだでした。
そして、半月後、12月8日(日)。満を持して、千登勢小橋です。銀杏はまさに見頃。暖かく心地よい午後です。
この辺りは、上京した頃(1973年)住んでいた街、私の東京暮らしの原点の街です。
久しぶりのパリ風味構図。ここで、インスタで仲良くして頂いているYさんと合流です。
一時期、ここは線路が見えないほど草ボーボーでしたが、すっきりしました。蔦が絡まるカット。
少し歩いて、学習院下。
ここの銀杏は、何年かに一度バッサリ枝を切りますが、今年はかなりモコモコしてきました。来年はもっといい感じになると思います。
初冬の午後の日差しが、いい感じだなぁ。
飛鳥山に移動して、締めは王子駅前の大銀杏。Yさんおススメのポイントで。この日最後の陽光が、銀杏と車両に妖しく当たりました。
好きな季節に、好きな場所で。今年も元気に巡ることができました。ありがたいことです。アルバムの締めは、地元多摩センターのイルミ。2019年の年の瀬です。Fin.
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