近年、毎年夏は猛暑です。暑くてもう帰ろう。でもせっかくなので馬立で交換撮ろう。踏切でカメラを構えると帽子がない! 車内に忘れたことに気づきましたが、五井駅の事務所に届けてありました。心優しい小湊鉄道の皆様です。秋の台風、その後懸命な復旧作業がまだ続いています。
小湊鉄道に通った年、台風や大雨の災害が多かった年、そして歳を重ねても元気に四季を過ごせた年。そんな2019年の振り返り25編です。(2020/1/25編集)
雪が降る、市電が走る。札幌だけで見られる風景です。ここ数年は北海道で年越しをしていましたが、2019年は年が明けてから北海道。久しぶりに札幌も訪ねることができました。市電の雪景色、住む人には日常でも、旅行者にはかけがえのないシーンなのです。(札幌市電 資生館小学校前)
♪烏帽子岩が遠くに見える~♪ 冬は江ノ電。冨士が美しいから。この場所から夕景を撮りたくて、3度目にして撮影成功。 サザンオールスターズの名曲を口ずさみたくなる気分でした。(烏帽子岩、見えています。)(江ノ電 鎌倉高校前)
2月。恒例真冬の鉄旅北海道。10年来の鉄友Nさんと。60代半ばとなり、元気に旅ができることに意義があるフェーズになりました。写真的には、廃止予定の尺別駅を見下ろす場所からキハ40交換が良かったし、食べ物では、名寄道の駅のアイス饅頭が美味かった(が土産にできないのが残念)。(根室本線 尺別)
夢にまで見た小湊雪景色。ここに通うこと十余年。やっと機会が巡ってきました。以降、今年は月1ペースで、週末新宿さざなみに乗って、五井に通いました。(小湊鉄道 上総川間)
別れの季節3月。今年は夕張線とお別れの月。雪多い夕張はまだ冬景色でした。前年の錦秋には大勢の撮影者で溢れた撮影地で、ひとりで見送りました。(夕張支線 鹿ノ谷)
令和の時代に、大糸線のラストを飾った昭和の国鉄色が、一面の菜の花畑を走る光景。鉄道ファンの夢を実現してくれたいすみ鉄道には感謝しかありません。1年でも長く、大切に守っていきたいですね。(いすみ鉄道 新田野)
会心の桜です。快晴、満開、場所(の良さ)、混雑なしと四拍子揃いました。ここで撮ろうと前週下見して、当日は三時起きの始発撮影。朝ならではのフレッシュな空気と花と空が写せたような。(小湊鉄道 上総牛久)
そうだ、わたらせ、行こう。そんなノリで、暗いうちから車を走らせ、夜明け前に上神梅駅に到着。4月の冷え込んだ渓谷の朝、10年ぶりの満開の枝垂れ桜を愛でながら、始発列車を迎えました。(わたらせ渓谷鐡道 上神梅)
混雑する紫陽花の季節より、空いている一番好きな新緑の季節に、「同期」の引退を見送りました。私はもう少し頑張るよ!(箱根登山鉄道 彫刻の森)
時代は「令和」になり、4日目の朝。美しい姿を見せてくれた羊蹄山。神々しい風景に心が洗われます。豊かな未来になることを祈願しました。(室蘭本線 黄金)
通い慣れた場所でも、初めての季節は新鮮です。春の富弘イベントの時期がずれたお陰で、緑あふれる上神梅駅に会えました。(わたらせ渓谷鐡道 上神梅)
小湊にせっせと通う2019年。初夏の狙いは野田っぽり。以前は雑木林だった月崎から大久保にかけての沿線が逆開発され、かつての里山風景が蘇りました。(小湊鉄道 月崎)
毎年恒例の箱根の紫陽花は、「さよなら、吊り掛け君。」の別れの雨でした。(この三両は引き続き走ります)(箱根登山鉄道 箱根湯本)
蝦夷梅雨とラベンダー。七月の北の大地は長雨が続きました。3年連続で、金山湖のラベンダー畑。根室本線のキハと重ねて撮れました。(根室本線 東鹿越)
春は桜、初夏は紫陽花、早秋は芙蓉、そして盛夏は「風鈴」の駅、月崎です。静かな里山に、涼しい音が聞こえてきます。(小湊鉄道 月崎)
暑い8月、元気に過ごすことができました。世田谷線では招き猫電車が戻ってきました。途中下車の楽しみが増えました。(世田谷線 松陰神社前)
お祭りと鉄道が好きです。動くモノ同士、同じシーンは二度となく、毎回楽しめます。夏の腰越は何度かお祭りがあります。やっとお神輿と305を一緒に撮ることができました。(江ノ電 江ノ島)
夏の終わりは北海道。日が少し短くなり、日が沈む場所も、陸から離れていきました。線路と日の入りを無理なく構図に入れられるぎりぎりのタイミング。ゆえに、車両の輝きが一番美しい季節なのです。こういうときはキハ40が来てほしい。願いが通じました。(室蘭本線 北舟岡)
初秋は彼岸花。この場所で撮ることが目標でした。超早起きして、一番列車でこの場所に到着。イメージ通りの構図で撮れました。お昼には眠くなり、早々と帰りました。(小湊鉄道 養老渓谷)
楽しみにしていた秋の北海道の鉄旅。同好の仲間との旅は、晴天続きで、感動の連続でした。思い通り撮れた尺別の丘や馬主来、別寒牛湿原も良かったですが、思いがけず撮れたのがこの1枚。ちょうど前夜に初雪・初冠雪の大雪山と紅葉のコラボです。(石北本線 愛山)
晩秋の北舟岡。駅前の整備が完成し、このアングルが新しい定番となりました。雲多めながら、洋上には大沼駒ケ岳。まだ寒くはなく、心地よい夕暮れでした。(室蘭本線 北舟岡)
2度の台風と大雨で、一部区間の運休を余儀なくされた小湊鉄道。秋は上総牛久より先には行けない状態が続きました。結果として、普段訪れる機会が少なかった五井~上総牛久間で、いくつかの再発見。光風台は、高度経済成長期の象徴のような哀愁ある駅なんです。
久しぶりに秋の富士急。今年はどこも紅葉がイマイチでした。富士急沿線も然り。仕方なく立ち寄った田浦の滝は、周囲がきれいに整備されて、写真も撮りやすくなりました。(富士急 十日市場)
師走は、東京の街が黄色く色づく季節。台風に耐え、今年も美しく色づいてくれた大銀杏のもとで(都電荒川線 王子駅前)
暮れの元気なご挨拶、みたいな気分で年の瀬江ノ電。クリスマスが終わって年明けまでの年末の慌ただしさ、けっこう好きです。(江ノ電 腰越)
大晦日、紅白が始まる少し前まで、せっせと撮りました。帰りにスーパーオオゼキで年越しそばを買いました。(世田谷線 若林)
体調良く、精力的に撮影ができた2019年でした。印象が鮮明なうちに整理して、総集編としました。ご高覧くださり、ありがとうございました。年明けは体調は万全ながら、多忙な日々が続いており、撮影は低調です。2月には巻き返したいと思っております。
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