8月のラベンダー① 白老鉄日記vol.38

薄紫のラベンダー、青いかなやま湖、その先の小橋を渡る根室本線の普通列車、この夏も見ることができました。強い日差しと乾いた風に、8月初旬の北海道の季節感を味わっています。66回目の夏、2020年の盛夏、元気です。(2020/8/1~3)

雨続きだった7月、晴れた日は1日だけでした。8月1日、まだ梅雨が明けていませんが、久しぶりに青空が見える朝の羽田空港です。

千歳から富良野に向かいます。途中、安平の道の駅に寄って、キハ183にご挨拶。また、来ましたよ! オール曇り予報でしたが、直前で晴れ予報に変わり、嬉しい青空です。この時期の楽しみ「茹でトウモロコシ」をさっそく食べました。

お昼過ぎに、かなやま湖に到着。半月前に「鉄旅」で訪ねたときはちょうど見頃だった湖畔のラベンダー。さすがに今回は終わっているだろうと期待半分でしたが、まだ十分に見頃でした。

2016年の大雨の被害で、根室本線は東鹿越・新得間が不通です。現在の終点駅「東鹿越」は、かなやま湖畔にあります。日中は12時、15時、そして17時台の3往復が撮れますが、光線状態が最も良いのが15時。ラベンダー越にこの列車を狙います。下りがTOPの写真、少し陰ってしまったので、上りに賭けます。東鹿越からすぐに折り返してきます。しかし、残念ながら対岸が完全に陰ってしまいました。撮ったときは「がっかり」でしたが、ラベンダーの紫と湖の青が際立って、なかなかいい感じでした。

林間を走り、かなやま湖を渡る列車をラベンダー越に。

17時台の往復も撮りました。下りは、夏の緑中心に

返し(上りは)は、かなやま湖を渡る手前から。真冬には樹氷が撮れた感動の場所です。夏は落葉樹の森です。

お宿は、かなやま湖畔のログホテルラーチです。ちょっとお値段高めですが、全室メゾネットタイプの素敵な宿。ディナーはフレンチです。

夜には、かなやま湖畔で、4年前の大雨からの復興を祝う花火大会がありました。(ホテルのベランダから撮影)

翌朝も良い天気。(当然ですが)朝練です。早朝のラベンダー畑。手前は遅咲きでまさに見頃、鮮やかです。

朝は2往復あります。1往復目は、下りが始発回送で、折り返し(上り)が始発です。まずは始発回送。早朝の湖は鏡のように静かです。列車が鉄橋を渡る音が良く聞こえます。

折り返し(始発)は、昨日も撮ったかなやま湖を渡る場所から。逆光に緑の森が輝きます。

ここはお手軽で好きな場所。秋の紅葉、樹氷、そして今回の夏の緑、残すは春の若葉。来年の宿題です。

二本目は、どこで撮ろうかと、国道に沿って富良野方面へ。好きな駅「下金山」の朝です。

このホームの到着するシーンも良いかも、、。なんて思いながら、朝の楽しいひと時です。

後半、「8月のラベンダー②」に続きます。

四季の旅写真Gallery Annex

北海道、関東中心の、鉄道風景写真ギャラリー(新館)です。

0コメント

  • 1000 / 1000