線路は続くよ 白老鉄日記 vol.57(日高本線他)

極寒の朝は、青空はいっそう青く、雪山はいっそう白く。そんな朝に日高本線浜厚真駅に立つ。日高本線は今年4月に大半が廃線となり、もう4駅しか残っていませんが一日数往復の役目を果たしています。どこまでも続くように見える線路の先に、北海道の鉄道に明るい未来がありますようにと願いました。(2021/12/27)

意外に寒い年末、この日の苫小牧の朝はマイナス17度。左手に手袋しても、シャッター構える素手の右手は数分で痺れました。

先般見つけた、苫小牧の街中、国道オーバークロス(歩道)からのお気軽絶景。この日も、樽前山、風不死(ふっぷし)岳など、支笏湖の外輪山がくっきり見えます。

苫小牧から浜厚真にかけては、勇払原野に一直線の線路。正面には樽前山。前回訪問から半月、線路が白くなっていました。季節が進んでいます。

勇払駅です。個性的な駅舎、しっかりした駅舎、昭和の匂いがする駅舎。

ピークの朝の時間帯ではないのに、利用客あり。使われています!日高本線。

浜厚真国道から、300mmにテレコン付けて。正面に見える険しい山容は、恵庭岳です。

煙か雲か、苫東厚真火力発電所が見える光景。北海道の電力供給を支えています。

駅から5分。浜厚真の海岸に出てみました。北海道屈指のサーフィンポイントですが、さすがにこの日はサーファーさん見当たりません。

帰りの室蘭本線にも寄りました。白老ファーム辺りの国道からの定番。785系すずらんがやってきました。

樽前山が見える社台駅にも寄りました。すぐに踏切音が鳴ると、785系すずらんが通り過ぎました。

例年ですと、江ノ電腰越通り、世田谷線や荒川線を撮って、多摩センターのイルミで占める年末でしたが、今年は様変わりです。Fin.

四季の旅写真Gallery Annex

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