雪が解け、黒い面積が増えました。渡り鳥は北への帰り支度をしています。夕暮れが遅い時間になりました。空気が暖かく、やっと冬が終わったと感じる今日この頃です。東京は桜開花も間近のようですが、こちらの春はじわじわと。美味しいモノを最後に取っておけるのが北海道です。(2022/3/9&12)
冬の間は、ほとんど姿を見せなかった羊蹄山。2か月ぶりのお姿です。まだ真っ白ですが、線路の雪はほとんど消えました。DECMO一周年。ちょうど1年前、ここでキハ40を見送りました。
朝は普通列車が何本かあります。北舟岡駅に移動。噴火湾対岸の駒ヶ岳もくっきり見えます。今日は平日、ちょうど通勤・通学の時間でした。
白鳥が頻繁に飛んでいます。北に帰る準備運動をしているみたいに。
穏やかな早春の噴火湾。暖かい南風。ホームの跨線橋に立つとほんとうに気持ちよいです。春になったな~。
駒ヶ岳がよく見える日専用の、私の定番構図です。こんな感じでキハ40をよく撮ったものです。
白鳥と北舟岡駅
締めは北斗。青のキハ281系を期待しましたが、白の261系でした。ちょっとがっかり。キハ283系は引退しますが、兄貴分281系(北斗に充当)は健在(運用は減ってきました)。朝練終了です。帰りに伊達の道の駅に寄って、獲れたて野菜をたくさん買いました。
別の日の午後、日高本線、勇払原野です。鹿の群れの奥に線路が見えます。しかし、この日はここでは撮らず、煙突が見える場所で日没のマジックアワー狙いです。その場所に移動します。
日没のタイミングで、浜厚真駅に、鵡川行下り列車を撮ります。狙いどおりです。
そして、約30分後、夕暮れ空がいちばん美しいタイミングで、鵡川からの返しが通過しました。工場夜景(苫東厚真火力発電所)を入れて。これも狙いどおり。残雪が輝き、期待以上に素敵でした。
花と緑の季節は、まだ2ヶ月先ですね。白老鉄日記vol.64「雪融け」でした。
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