初夏の彩り(函館本線)

東京に居た頃は、初夏の彩りといえば紫陽花。梅雨の季節は、晴雨兼用の紫陽花撮りが楽しみでした。梅雨のない北海道では、初夏の彩りはルピナス。ルピナス咲く鉄道風景を撮ることが、今年の目標の一つ。目星をつけておいた山線小沢駅で、早々と達成できました。(2022/5/30、6/12)

地元白老から、峠を2つほど超えると、後志(しりべし)地方の喜茂別(きもべつ)です。羊蹄山が2つ見えるポイントを通過。おぉ、今日はよく見えている、期待感が高まります。

もうすぐ倶知安。羊蹄山はもう標準レンズで撮れる距離。圧倒的な存在感です。しかし、この雲が曲者です。旨くお姿見えればよいのですが。

まず小沢駅。ルピナス育っています。見頃はもう少し先でしょうか。

羊蹄山、よく見えています。小川のせせらぎポイントも、緑あふれる季節になりました。

そして、本日のお目当て「羊蹄山と芝桜」。旅行者だった頃は、見頃前だったり、曇りで羊蹄山が見えなかったり。今回は「見える」確信をもって訪ねました。ここが三島さんという個人が造られた庭園です。一般開放されています。ありがたく撮らせてもらいました。

半月後、ふたたび小沢駅を訪ねました。早朝に白老を発って朝の6時半に到着。ルピナス満開です。キハ201が走る早朝の時間帯に間に合いました。小沢駅の木造づくりの駅とルピナス、思い描いた通りのシーンでした。

朝の小沢駅で三本撮りました。

次に向かったのは比羅夫駅。半信半疑でしたが、ルピナスが咲いていました。先月、桜並木を撮った場所も、すっかり初夏の装いです。

せっかくなので羊蹄山も。雪がほとんど無くなり、線路回りは緑深く。この後、羊蹄山は雲隠れ。撮っておいてよかったです。

ふたたび、小沢駅。

お昼少し前に、小沢駅での交換シーンが見られます。何度も撮りましたが、この季節は初めて。初夏の緑が最高でした。

最後に、もう一度比羅夫駅。朝より光線状態が良くなりました。後追いですが、これを逃すと次の列車は2時間後。ルピナスづくしの訪問となりました。

「白老鉄日記vo.75初夏の彩り」でした。初夏のルピナス、もう少し追いかけてみたいと思います。

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