ほぼ月イチで訪ねている根室本線、釣りに喩えれば、今回は「大漁」でした。目当てのルピナスは期待以上。加えて、キガラシやカモミールなど、沿線は初夏の花盛りで、「6月の北海道をギュッと詰め込んだような旅」でした。(2022/6/15-16)
朝8時に白老を出て、昼前に金山駅に到着。金山湖畔を巡り、お昼は狩勝峠を越えて、新得ロッキーでラーメン。途中寄った落合駅では、ルピナスが寂し気に咲いていました。
前回訪問(5月末)で、下金山駅にルピナスが咲き始めていたので、期待して立ち寄ってみると、駅舎から線路端にかけて一面のルピナス。これには驚きと喜び。当然ですが、午後3時の往復はここで撮ることに即決定。
まずは、下り。ホームから構えて撮ったのが、TOPの写真です。そして、続けて接近戦がこんな感じ。天気は下り坂で、上空は雲が広がり、日差しが弱くなったのが幸いし、優しい光線状態で撮れました。
東鹿越からの返しです。叢には既に鉄の道、お立ち台的なスペースもできていました。居合わせた同好の方2名とほぼ同じ立ち位置から構えました。花撮りには素晴らしいアングル。幸せな待ち時間でした。
次の列車は夕方5時台。山部駅、布部駅を下見しながら、富良野の宿にチェックイン。5時台の下りは、下見の途中で見つけたキガラシ畑で撮りました。ちょうど線路を挟み芦別岳も見える絶好の位置に畑がありました。
東鹿越からの返し(18時)は、ふたたび下金山のルピナス。素晴らしい場所は、何度も撮っておくのが良いかなと。
日が長くなり、19時台の快速狩勝も、余裕で撮れました。布部駅の周辺は、カモミールが咲き乱れ状態。宿に戻り、夕食です。温泉にも入り、無料夜鳴き蕎麦も頂きました。
そして、翌朝は、予報通り雨の朝。本降りではなく、しとしと程度で、なんとか撮影ができました。朝の下金山駅です。3本撮って、宿に戻り、朝食バイキング。温泉は夜明け前と朝食後2度入りました。
レイト・チェックアウトだったので、お昼近くまで宿でのんびり過ごしました。雨は降ったり止んだりですが、せっかくなので、フラワーランドかみふらのにあるルピナス畑を訪ねました。晴れていたら、十勝の山々も見渡せる素晴らしいロケーションに咲く花たちでした。
根室本線(富良野・東鹿越間)は、朝9時台の次は、午後3時前後まで列車がありません。下り列車を布部駅が見える場所から。雨は上がりました。
そして、今回の旅の締めは、金山駅。手前のルピナスと緑に覆われた駅。この季節らしく撮れました。
道民割で富良野に泊まり、いつものセコマではなく、夕食も朝食も宿でしっかり食べて、温泉に浸かりゆったりした時間も過ごせました。
富良野メロンの季節はもうすぐ。夏を楽しみにしていた彼に食べさせてあげたかったです。「白老鉄日記vol.76ルピナスの花道」でした。
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