秋深まる函館山線

10月の山線。お目当ては紅葉ですが、加えて初冠雪の羊蹄山、ニセコのハロウィンかぼちゃ、そして夜はジンギスカンで温まるのが楽しみです。来道してくれた旧友と1年ぶりの再会、独りより感動倍増の山線でした。(2022/10/22-25)

新千歳空港で、旧友Aさんと再会し、白老で樽前バックに1枚撮り、四季彩街道経由で山線に向かいました。まずまずの天気。ハロウィンで盛り上がるニセコ駅から撮影開始です。ナナカマドの赤い紅葉とニセコ駅のカボチャたち。10月の山線を象徴する景色です。

サンモリッツ橋から。残念ながら、羊蹄山の山頂に雲がかかっていますが、紅葉がちょうど見頃の感じです。

銀山まで足を延ばしました。駅を出て、稲穂峠を下るH100。ここの紅葉も期待どおり素晴らしかったです。

山線に到着したのはお昼頃でしたが、短い秋の日、撮影三本目でもう日没。手持ちギリギリの明るさで、いつも撮る小沢駅の跨線橋から。この時間帯に撮ったことがなかったので、撮れた写真を見ると新鮮に感じました。夜は倶知安の街中でジンギスカン(店名「えいじん」)。美味しかったです。

翌朝は、残念ながら天気予報通り「雨」です。羊蹄山は見えません。夜明け前の比羅夫駅に立ち寄りました。またの機会に駅の宿に泊まりたいと思います。その後、ニセコの先の南西橋から、札幌に向かうニセコライナー(キハ201)を狙いました。ようやく夜が明けて、列車通過時には雨が止みました。撮影条件は悪くとも、撮れた写真はなかなかいい雰囲気と自画自賛(;^_^A

この日は、山線から海線へ向かいました。途中の蕨岱あたりのラッセルの撮影場所で撮りました。ここも期待どおりの紅葉。このときも列車通過時に雨が止んでくれました。望遠、広角で2カット撮りました。地味な車両でも、晩秋らしい鉄道写真になりました。

旧友と海線や函館市電を撮影し、函館空港で見送ったあと、白老に帰る途中、ふたたび山線(以上の写真の2日後)です。ふだん通り過ぎる目名駅、蘭越駅です。

蘭越を過ぎると羊蹄山が見えてきました。列車と撮れる場所はありましたが、ダイヤがありません。

お昼を食べて、結局いつもの倶知安踏切。前夜の冷え込みで、雪化粧の羊蹄山。どうせなら旧友に見せてあげたかったなと、残念な気持ちで撮り、山線をあとにしました。

白老鉄日記vol.91「秋深まる函館山線」でした。

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