広い北海道、道内の積雪状況には地域差があります。私の住む胆振地方は、降雪はありますがまだ根雪はなく、枯野の風景が続きます。白銀の世界よりかえって寒々しく、勇払原野を走るキハ40には、孤高の存在感を感じます。(2022/12/7,10)
10月に、キハ281系を見送って以来の、室蘭本線樽前バック。山は雪化粧。ここ数年で木々が成長したりで、今は、DECMO単行がやっと収まる感じです。
私の好きな場所。苫小牧を発車し、しばらく千歳線と並行して走る日高本線が、右に舵を切って、様似方面に向かう辺り。樽前、風不死、恵庭岳と、支笏湖の外輪山が見渡せます。苫小牧市街地とは思えない解放感ある景観です。
勇払原野を走る日高本線。今日はエゾシカがいませんね。
午後の斜光を浴びる、北海道色キハ40。孤高の存在感。近場でキハ40が見られるのは、ここ(日高本線)だけです。
浜厚真駅。秋に浜田浦駅が廃止されたため、苫小牧、勇払、浜厚真、鵡川の4駅となった日高本線です。利用者はけっこうあります。僅かな距離になってしまいましたが、いつまでも頑張ってほしい日高本線、できれば、キハ40で。
車を停める場所は、国道から側道に入ったところにある砂地。振り向くと初冬の太平洋が広がっています。白老鉄日記vol101「初冬の枯野を行く」でした。
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