日高山脈が見えた日(日高本線)

日高山脈をバックに原野を走るキハ40。様似まで鉄路があった頃でも、こんなすっきり撮れる場所はあまりなかったように思います。大好きだった昆布干しの浜で、絵笛の牧場で、厚賀の鉄橋で、先人の後追い写真をたくさん撮りました。今度は、冬から始まる新たな日高本線の物語。残ったのは小さな鉄路ですが、未知の季節、新たな風景を楽しみに、私が先導役になれたらなと思っています。(2023/1/30)

極寒の朝、樹氷を期待してここへ来ましたが、ただ寒いだけでした。それでも、今シーズンは相性が悪かった樽前山と風不死岳、この日はやっと姿を見せてくれました。車に戻ると、温度計はマイナス21度! 撮影待ちの時間、素手だと火傷しそうに痛かったくらいの寒さでしたから。納得です。

鵡川からの返しは浜厚真駅。これは凡打でした。しばらく(1時間以上)、ダイヤはありません。鵡川の町で温まろうと思いましたが、道の駅の温泉は10時から😠

10時台では、気温は上昇しましたが、景色は平凡に。勇払原野では、線路の先に樽前山が見えます。

3月で無くなる浜田浦駅。撮り納め。廃止理由は利用が少ないということです。(1日当たり乗降客は2名)

半月前ですが、富良野に行く途中で立ち寄った浜田浦駅。列車到着を撮ろうと構えていたら、乗客1名あり。

一時曇っていた天気も回復傾向なので、12時台の往復も撮りました。勇払原野の先に、日高山脈が見えています。初めてです。ここからの日高山脈。距離に比例して雄大です。

接近戦も。次は北海道色で撮りたいな。

撮影終えて、車に戻る途中、道路にエゾシカ君。危ないぞ!

車はこの日10万キロを超えました。一昨年10月、移住したとき買った車で5.5万キロ走っていました。16カ月で4.5万キロ、1日100キロ弱乗ったことになります。故障知らずの元気者、北海道生活の大切な相棒、これからも安全運転でいきます。

白老鉄日記vol.109「日高山脈が見えた日」でした。

四季の旅写真Gallery Annex

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