群馬県みどり市の仕事が無事終わると長~い帰り道。日本海に沿って北上します。途中宿泊したのは鶴岡(由良温泉)と深浦、そして函館。良い天気が続きました。日本海ブルー、夕日、そして海の幸を満喫し、青森からフェリーで函館へ渡り、10日ぶりの北海道は桜から新緑へと、季節が変わっていました。
長岡での宿泊はインターに近い長岡インでした。朝はゆっくりして10時に出発し、新潟県内の道の駅めぐり。お米や塩などの特産品を買いながら、県境を越え山形に入り、お昼は道の駅あつみ。ここは昨秋も訪ねましたが、お刺身が絶品なのです。
道の駅あつみからは、海越しに羽越本線が見えます。ちょうど特急いなほが通過する時刻でした。やってきたのはピンク色のいなほ。ハマナスをイメージした色なのだそうです。常磐線時代はフレッシュひたちとして何度も利用したE653系。すでに転籍して10年、すっかり羽越本線の顔になっていました。
あつみ温泉駅は、昭和の雰囲気漂うコンクリの駅舎。あつみ温泉は、この駅から山の方に入った温海川沿いにあります。古くからの湯治場です。
鶴岡では、庄内の江の島(小島とは赤い橋でつながっています)と呼ばれている、海沿いの由良温泉に泊まりました。料理も部屋も温泉も、値段以上の満足度でした。
由良温泉に泊まった翌日も晴天。深浦を目指します。途中羽越本線の木造駅舎(吹浦駅、羽後亀田駅)を訪ねながら、海沿いを走りました。とくに羽後亀田駅は、多くを期待せず訪ねましたが、田んぼの中に突然出現する雰囲気で、集落にとって重要な駅であることが感じられました。木造駅舎も小綺麗で、この3月まで駅員常駐だったとか。
深浦には夕方到着。お宿は、食事のボリュームが凄いことで有名なペンション深浦です。チェックイン後、日没狙いで、赤岩へ。素晴らしいタイミングで、リゾート(くまげら)が通過してくれました。列車通過の20分後に日の入り。日本海に沈む感動的な夕日でした。(TOPの写真です。)
翌日も快晴。深浦近辺でちょい鉄しながら、鯵ヶ沢の日帰り湯に入ったり、のんびり過ごし、深浦でもう一泊しました。
本州最終日の朝は雨が本降り。青森のフェリーターミナルを目指します。途中、五所川原駅に寄りました。
青森でフェリーに乗る頃には天気が回復。函館まで4時間弱、快適な船旅でした。個室にしたので、船内(室内)で、深浦で買ったマグロパーティ。そうこうするうちに、函館が見えてきました。「帰ってきたぞ、函館~♪」
函館に着いたのは18時。この日はホテルパコに泊まって、夜はハセストの焼き鳥弁当。翌日も快晴。函館市電で朝練。眩い新緑です。今回の旅は、ずっと天気に恵まれました。
下道をノンビリ走り、時折鉄道を撮影しながらの帰り道でした。
明るいうちに我が家に到着。11日ぶりです。庭の日本水仙が咲いていました。
元気なうちに旅しようと計画し、長い旅をしました。若い頃でもこんなに長期に車で旅はしたことがありません。とてもよい思い出になりました。記憶が風化しないように、備忘録を兼ねて、長い記事にしました。来年の春も、またこんな旅ができるように、健康管理をしっかりしようと思います。
車で本州旅1~4(2023/4/17-27)、終わります。長いギャラリーを見てくださり、ありがとうございました。
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