盛夏8月、東京のような暑さです。夏旅の予定は、江ノ電お祭り(終了)、オホーツクで夏休み(終了)、4年ぶりの根室かに祭り、そして函館の港まつりです。このほか、根室線最後の夏、札幌市電リバイバルカラーもスクランブルで検討中です。
来年は古希を迎えます。願わくば、あと10年は北海道で健康(正常な五感)に過ごしたい。だから、1年1年を大切に。二度と来ない2023年の暑い夏の刹那は貴重なのです。そんなわけで、先週は函館へ。出発時の体調の波は「底」でしたが、驚異の免疫力で回復し、目一杯遊んできました。(2023/8/1-4)
昨年に続き、今年も函館港まつり。お昼過ぎに白老を出て、ほぼノンストップで17時過ぎに函館に着きました。今回のお宿は、ホテルグローバルビュー(旧ホテルパコ)。祭り期間中3泊です。場所は松風町電停近くで、部屋は30平米と広く自炊設備もあります。旅の初日は花火大会。さっそく市電に乗って西部地区へ。
花火会場は函館港の海上。末広町で市電を降り、歩いて2~3分、海辺に着いたのは花火大会開始の30分前でしたが、余裕で座れました。数日前、テレビで見た隅田川花火大会の大混雑とは対照的です。勿論、規模も違いますが、北海道は、どこも「ゆったり・のんびり」です。光と音が同時の花火は久しぶり。約1時間、目の前の海上に揚る花火を堪能しました。
港まつりの期間中は、毎日、花電車が走り、祭りを盛り上げます。イカ踊りのメロディを響かせながら電車通りを走ります。去年に続き、谷地頭の坂と十字街で撮りました。三両ある花電車を、数珠繋ぎのように撮りたかったのですが、旨く行きました。
夕方から、港まつりの大イベント「ワッショイはこだて」が始まりました。二日間にわたるパレードです。初日は十字街から電車通りに沿って松風町まで。これも開始30分前に余裕で場所を確保。大泉函館市長を先頭に、トリは花電車とイカ踊り。3時間に及ぶ大パレードです。
夜の帳が降りると、いっそう熱が入るパレードです。昨年も登場した函館市役所の「北島三郎のまつり」を始め、参加した各企業や団体が、この日のために練習を重ねてきた踊りを披露してくれます。今年も盛り上がりました。
そして、トリを務める花電車とイカ踊り。イカ踊りは、何組かの踊りが続いたあと、ラストの組は自由参加組。妻が踊りに参加し私は撮影に回りました。
滞在中は、日差しが強く、暑い日が続きました。日中は市電撮影もしましたが、無理せず、宿で寛いでいました。久しぶりに八幡坂のテッペンから撮りました。
日和坂の紫陽花は盛り過ぎ。
基坂で、花電車を撮ろうと待ち構えていましたが、来ません。ゲリラ豪雨注意報が出ていたので、ウヤだったようです。
ワッショイ函館の2日目。パレードの場所は、五稜郭方面の電車通りです。勿論、出かけました。人出は初日と比べ少ないだろうと予測しましたが、初日を上回る盛況でした。初日には登場しなかった、函館空港のグループが登場しました。昨年は「きつねダンス」、今年は「ミッキーマウス・マーチ」。見ていて楽しくなる、見事な踊りでした。
旅も最終日。午前には、漁船に乗ってイカ釣りを予定したのですが、波が高く中止となったのは残念。最後に市電を撮りました。私の定番場所です。好みの車両が来てくれました。夏の緑に包まれて、納得の写真が撮れました。
帰り道、お昼は、以前から気になっていた大沼国道の「ひこま豚食堂&ファーマーズショップ(森町・赤井川)」で。料理の種類は、カツ、トンテキなど。肉は部位別にグラム単位で注文できます。写真は、リブロースのトンテキ、150グラム。これで1,000円。コスパ良く、期待以上の美味しさでした。
最後に、夏の噴火湾を行くキハ40を石倉の先で撮りました。函館本線は、栄光の非電化複線。冷静にその価値を認め、存続の方向で動き始めたことに、とりあえず安堵です。
白老鉄日記vol.139「函館の夏」でした。長いアルバムを見てくださり、ありがとうございました。函館港まつりは、青森ねぶたのように全国区ではありませんが、地元中心に心から楽める祭りです。道民になって2年続けて参加できました。必ず来年も元気に参加したいと思います。
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