夏から秋へと‥(日高本線)

8月は2度日高本線を訪ねました。いずれも道民になってからのお仲間さんお二人と。両日とも好天で、夕暮れまで粘り、この季節に相応しい写真がざくざく撮れました(^^♪ 
8月は夏から秋へと季節が変わる月。北海道もそれなりに暑かったですが、下旬にもなると薄が穂を開き、朝晩は涼しくなりました。なんとか無事に71回目の夏を乗り切りました。次の季節も穏やかで楽しい月になりますように。(2025/8/9&23)

8月9日、午後からの訪問。いい雲が出ています。勇払原野は夏盛り。オニユリが咲いていました。みんながっかりのこの色(紫水)でも絵になります。

この日の狙いの一つ、勇払の恵比寿神社の例大祭。幟と鳥居で祭りの雰囲気(縁日は別の場所で、日高線とのコラボは無理でした)。でも、夕方の光線がとてもいい感じ。風に揺れる幟の向き良し、列車も旨く収まって「こんな写真が撮りたかった」が撮れました。

夕暮れには焼けました。列車通過のタイミングもバッチリ。紫水と戯れた1日。

半月後の8月23日。この日も午後から。季節は進み、穂を出したススキが逆光で光るシーンを楽しみに。快晴です。流れる夏雲を追いかけながら右に左に立ち位置を変えながら撮りました。

午後3時台の往復。日が少し傾いてきて、光線もやや逆光になってきました。

線路に沿ってススキ、午後の樽前山のシルエットとともに。

そしてクライマックス。運良く地平線に雲は無く、ススキが光る展開。この日の日没は18時20分頃。その30分前(17:50過ぎ)の列車通過です。日に日に日没は早くなるので、この列車をモチーフに光るススキを撮れる機会は、今後あるかないかの確率。ラッキーでした。

更に1カット。

この列車が鵡川から戻ってくる頃は、日が沈み、残照で色が残る空。勇払川で撮りました。窓のシルエット狙い。ラストに季節の変り目を象徴するような切ない1枚に満足です。

白老鉄日記vol248「夏から秋へと」でした。
まさに、タイトル通りの写真が撮れました。年間写真集やカレンダーを作るうえでも満足な日高線訪問でした。

四季の旅写真Gallery Annex

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