天高く、日が短く、朝夕が冷える9月。ゆえに秋は夕暮れ、そして収穫の秋が撮影テーマとなります。今年は、大きな自然災害無く、実りの季節を迎えた北海道。9月初旬、米どころ芦別を訪ねました。狙いは根室線を走るキハ54と黄金色の稲穂とのコラボです。同じ秋の田園風景でも本州とは趣きが違います。(2026/9/4-5)
ゆっくりめに家を出て、岩見沢まで下道を走り、高速をちょっと乗れば滝川です。根室線が分断されて1年半。今回の旅のフィールドは、残された根室線(滝川・富良野間)です。新得より先は根室線。繋がりのない2つの路線になったわけで、滝川・富良野間をいつまでも根室線と名乗るのは違和感があります。別の名称を作るべきと思います。話は逸れましたが、旅のはじまりは滝川の田園で。天気良し、稲の色づき良しですが、キハ54は目立たないなぁ。手ごわい被写体です。
次は、どこで撮ろうかと、沿線をロケハンしながら、結局、好みの場所へ。ここは棚田になっています。畦道に彼岸花で咲いていれば、関東との田圃ですと言っても違和感ない場所。でもここは北海道芦別。正面に見えるピラミッドのような芦別丸山を入れて、キハ54。日が陰ったお陰で、コントラストが弱くなったのが幸いし、優しいタッチになりました。
旅に出ると、遅くまで撮り、早くから撮ります。今回の「遅くまで」は上芦別駅。ちょうど良い時間に列車が到着してくれました。ローカル駅の夕暮れがバッチリ撮れました。
翌日は、朝から旭川のAさんと。霧の朝でした。平岸駅の交換。霧が良い役割を演じてくれました。ここは紅葉も霧氷の冬も訪ねたいですね。木造の跨線橋、国鉄車両同士の交換。貴重なシーンです。
前日にも訪ねた棚田。少し場所を変えて、霧もあって、前日とはまったく雰囲気が異なる写真になりました。
久しぶりの上金剛山。視界はイマイチですが、北海道らしい秋の田園。何度も見ても素晴らしい。
午後は、野花南の田園を俯瞰する場所から。実りの秋の色です。田んぼ一面の大きさが本州とは違いますね。畔の彼岸花もないので、一面黄金色です。日没近くまで、ここで粘りました。三枚目の退いた1枚が出来としてはいちばんですかね。
帰り道、赤平の田圃で、窓の灯りと赤帯が目立つようにと流し撮り。黄金の田園と赤帯に拘った9月の根室線でした。次は紅葉の頃。
旅の途中に、お昼を食べた岩見沢のかまだ屋さん。天ぷらそば450円也。この具のない天ぷらはクセになりそうです。
白老鉄日記vol.300「実りの秋」でした。
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