なつぞら(小湊鉄道、いすみ鉄道)

強い日差しでも、ヒグラシが鳴き、列車通過までの待ち時間は木陰で佇めば、乾いた風が心地よく、秋の気配を感じる晩夏の里山。切れ味のある青空に浮かぶ雲が本日の主役でした。(2019/8/10訪問)

連休初日、増結の新宿さざなみは、武田菱のE257系9両編成、「急行アルプス」の珍プレーでした。

当然「青空」のつもりが、雲に覆われた朝。天気回復を期待してキハ200に乗ります。向日葵さがしながら行先未定です。

向日葵がありそうな、海士有木、上総久保など見当たらず、月崎まで来ました。期せずして先月と同じパターン。涼し気な風鈴がお出迎え。

野田っぽりにある向日葵。植えていただいたのでしょう。列車と絡めやすい位置に咲いていました。

まぁ、ここは一本で良いかなと、月崎駅に戻りました。良い運動になりました。芙蓉が咲き始めていました。

ひとまず、下りに乗りました。

上総大久保、養老渓谷とロケハンしながら。養老渓谷はそこそこ向日葵がありましたが、パスして終点中野。ここにきて、切れ味ある青空が戻ってきました。


小湊上り列車を見送って、夏雲狙いで、いすみを訪ねることにしました。

いすみ鉄道、12時5分発に乗ります。

空間の広がりがあるところ、急行色が効率よく撮れるところ、たくさん歩かずに済むところ、ということで、次の西畑で下車しました。

期待通りの「なつぞら」です。

熱中症に気をつけて、三脚セット後の待ち時間は木陰で休みます。

以上の試し撮りを経て、キハ52+28がやってきました。刷毛で描いたような雲が流れる里山を、国鉄色が映える夏景色

返しは、光線状態が厳しくなってしまいました。試し撮りの方が良い出来です。

後追いは、雲が浮かんで、なかなかいい感じ。

西畑駅手前で、本日最後の撮影機会。

いすみの各駅は、小湊のような立派な木造駅舎はないものの、味わいがあってちょっぴりメルヘン。

城見ヶ丘で途中下車して、オリブで房総の海の幸を買って、大原から新宿わかしおで帰路につきました。元気な夏が続いています。

Fin.

四季の旅写真Gallery Annex

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