好みの鉄路には、必ず好きな場所があります。小湊鐡道なら上総鶴舞、室蘭本線なら北舟岡。その共通点は、四季の彩りと1日居ても飽きない心地よさ。わ鐵では上神梅と足尾。写真の出来や天気に関係なく、ここを訪ねられることが嬉しい。だから毎回同じような写真ばかりです。相性の良い鉄路とはそんなところなのです。今年の秋も元気にwelcomeback! 2019/10/26-27
行きの関越から上州の山々がくっきり見えます。2年続きで雨だった秋のわたらせ。こんなに天気が良い秋は久しぶり。まずは駆け付け上神梅駅。ホームにはコキアと葉鶏頭。
さっそく下り列車。数が少なくなった赤銅色の車両です。台風でホームの木々は少し葉を落としていましたが、秋らしい装い。
トロッコ列車は、茶のカマでした(赤がよかったのに)。少しだけ色づき始めた水沼の旧道で。
再び上神梅駅
新しい車両も沿線の雰囲気にマッチしたシックなデザインです。ローカル駅らしい素敵なシーンが撮れました。
返しのトロッコを小中の柿と。小さな秋。高崎から駆けつけてくださった鉄友Tさんおススメのポイント。
夕暮れ時に、上神梅駅。これを撮って今夜のお宿、サンレイク草木に向かいました。
翌朝は足尾で朝練。始発前、夜明け前の足尾はかなり冷え込んでいました。時折背後の山から鹿の鳴き声が聞こえます。
間藤始発の一番列車が足尾に到着。ブルーモーメントです。ホームの雰囲気は国鉄足尾線のまま!
夜が明けて、二番列車が待機中。
足尾駅を正面から。今回は足尾攻め!? あらためてこの駅の良さ、味わい深さを知りました。
二番列車が間藤に回送されるところ。手前の白樺が辛うじて色づいていました。
足尾の町並みと。この町が辿った歴史を実感できる場所にて。今回一番撮りたかったシーンです。
かじか荘で日帰り湯。紅葉の中の露天風呂は最高でした。その後、列車撮りながら下流に向かいます。大雨の直後で、いつもより水量豊富だった渡良瀬川です。
原向あたりも。
締めは上神梅で帰路につきました。帰りの上信越道から、上州、奥秩父の山々が逆光に幾重にも重なって見えました。名残惜しさと素敵な旅の印象が残ります。毎回そうです、ここを訪ねた時は。
毎回、所用(富弘美術館でのイベント)絡みの鉄道撮影で、次の予定は半年後の来春ですが、できたら紅葉ピークのときに再訪したいなぁ。雪景色もしっかり撮っておきたいなぁ。Fin.
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