10年ひと昔。遠い過去は懐かしむもの、近い過去は惜しむもの。巣ごもり生活でハードディスクの旅に出て、10年前の東京の下町に会えました。変化(進化)する東京と劣化する私の記録です。(主に2010年前後に撮影した荒川線沿線風景です。)
再開発が進む大塚駅前。アトレ大塚も美しいロータリーもなかった10年前は、土むき出しの地面がたくさんありました。
雑司ヶ谷付近には、小さいながら田んぼもあったのですよ。
新宿の高層ビル群バックに、坂を登り降りする都電。サンフランシスコのようであり、沿線の中でもこの光景が一番好きでした。残念ながら、環状道路の工事により景観が一変してしまいました。今はもう見られません。
2010年は東京スカイツリー建設中の年。夏頃には展望台付近が出来上がり、それらしく見えるようになりました。
公衆電話がある光景。10円玉握って故郷に電話をしていた若い頃を思い出します。最近立ち寄ったら「更地」になっていました😢
小台にある料亭熱海。立派な料理屋です。残念ながら、今月(2021年2月)で閉店です。
梶原の古本屋さん。ここも今年(2021年)閉店予定とか。名残惜しいです😢
飛鳥山電停付近の路地の光景。歯医者さんはリニューアルされたようです。この路地、今も同じ雰囲気なのでしょうか。
女神インキ。とてもインパクトあって、昭和の良さを感じる看板でした。
鬼子母神付近には、水車がありました。初夏には紫陽花を何度か撮りました。
平成版「三丁目の夕日」。東京タワーを超えた頃
締めの1枚は、町屋の「いなもと青果店」さん。2017年に廃業されました。いつも快く撮影を承諾していただきました。「今日もありがとうございました!」「良い写真、撮れたかい?」交わした会話、忘れません。
今は見られない光景。特段意識せず撮った写真がほとんどです。削除しなくて良かった。機会があれば、続編作りたいと思います。
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