年末年始の時間(室蘭本線)

2022年は社会の安寧が崩れた年、そして命は有限であることを感じた年。年末年始は、それらを総括できる特別な時間です。2023年は良い年になるといいな、いつもの年越し以上に、心から強く思いました。年の締めは、お世話になった北舟岡駅で2022年最後の夕日を眺めました。(2022/12/31、20223/1/2)

天気はあまりよくない大晦日。それでも、ここ2カ月ほど鉄散歩をしていなかったので、年の締めにと、いつもの黄金・北舟岡方面に出かけました。羊蹄山は当然見えません。黄金駅のホームから、雪を被った有珠山と上り北斗。

時刻表を見ると、伊達紋別で北斗の交換があり、すぐに下りがやってくる。年末年始の臨時北斗です。久しぶりに稀府の旧踏切から。ちょっとだけ珍しい車両です。(キハ261系ラベンダー編成)。

北舟岡駅の空は天使の階段。2022年の夕日は、この一瞬が最後でした。通常であれば、雪がそこそこあって、風が強く、5分と立って居られないほど寒い駅ですが、2022年の大晦日は風なく、雪なく、穏やかでした。

日が沈み、ブルーモーメントな空と海。16時台の普通列車を見送って、2022年撮り納め。DECMOに変わっても、この駅はやはりフォトジェニック。そんな駅が近場にあることが嬉しい。

年が明け、1月2日。家のベランダから室蘭本線が見えます。ちょっと撮ってみようと、ベランダに出ると、枯れ木に珍しい鳥がいました。エゾアカゲラです。きっと我が家に幸せを運んできてくれたのでしょう。

そのあと、臨時北斗を流し撮り。さすがに年末年始ゆえ、お客さんいっぱいです。ちゃんとした「鉄はじめ」は改めて別の日に。行先は未定。

白老鉄日記vol.103「年末年始の時間」でした。

今年も、四季の旅写真Gallery Annexをどうぞよろしくお願い申し上げます。2023年は、社会の安寧回復と心身の安定継続により、心穏やかな写真生活を送りたいと願っております。皆様のご健勝をお祈りいたします。

四季の旅写真Gallery Annex

北海道、関東中心の、鉄道風景写真ギャラリー(新館)です。

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