日高山脈が見える(日高本線)

秋が深まると、遠くの山々が見える日が多くなります。ピリッと冷えた朝、逆光に光る枯れすすきと日高山脈のシルエットをバックに苫小牧行の列車。10月の日高線を象徴する景色かもしれません。

10月前半の日高本線をGalleryにまとめました。9月の入院以降、体調は安定していますが、遠出はせず、地元の日高線にせっせと通っています。(2025/10/2,5,6,7,11,12)

10月2日、雨上がりの翌日です。大きな水溜まりに映る勇払駅です。

北海道の秋を代表する花、エゾノコンギク。勇払原野でも撮ってみました。ちょっと強引な構図ですが(;^_^A

10月5日~6日。秋の深まりとともに、太陽が海側に昇り、沈むようになり、勇払原野を走る列車を撮るには好都合な季節(側面に日が当たる)です。勇払の町にある宿(ビジネスホテルはちのへ)に泊まって、早朝撮影をしました。6時前に通過する鵡川行始発列車は三両編成。残念ながら水平線に雲があり、日は当たりませんでした。

お折り返しの苫小牧行が通過することには日が昇りました。逆光に輝く枯れすすきです。日高山脈が見えると画が引き締まります。

基本的には、勇払原野の中を歩くのは諸々危険ですが、ここは、原野を横断する廃止踏切までは道路跡が残っているのでマダニ等の心配は少ないアプローチ。鹿の糞に注意しながら歩いて到着した撮影からのアングルです。あたかも原野の中にいるような雰囲気で撮ることができます。

定番、国道オーバークロスからの眺め。日高山脈が見えると山優先の撮影になってしまいます。午前で撮影を切り上げました。

翌10月7日は、苫小牧のクリニックへの通院日。診療が終ってから、クリニックから10分の勇払原野でちょこっと撮影です。ここは初めての場所。沼ノ端の国道オーバークロスの勇払側。工場群の景色と思いきや、意外と原野が広がる光景が新鮮でした。この日の運用は国鉄色。訪ねて良かったです(^^♪ 少し、紅葉が始まっていました。紅葉見頃の頃にまたここを訪ねよう。

私の定番場所で。ピークは過ぎましたが、まだ白く輝くススキと国鉄色。良いなあ

勇払恵比寿神社の鳥居辺りも秋景色。一往復半撮って、帰路に就きました。

10月11日、12日は、旭川の鉄友Cさんとご一緒の撮影。天気予報は悪い方にハズレ、運用も好みの車両が回らずでしたが、同好の士との撮影は楽しいものです。この日は勇払に宿を取り、夜間の駅撮り。普段は撮らない時間帯です。

製紙工場の煙突をなど、苫小牧らしい景色をバックに。

雨の日は駅撮り(;^_^A

かなりの本降りの中、傘を差しての撮影。風も強かったです。晴れの日ばかりでなく、こんな日の写真もありかな。

でも、最後のは晴れの日の一枚で締めます。分かりづらいですが、列車の右上の地平線に、小さく夕張岳が見えています。

白老鉄日記vol.253「日高山脈が見える」でした。
10月の日高線は「後半」もアップする予定です。

四季の旅写真Gallery Annex

北海道、関東中心の、鉄道風景写真ギャラリー(新館)です。

0コメント

  • 1000 / 1000