撮影に出かけるときは、撮りたいものがあります。撮りたいものが思い通り撮れた時は嬉しいものです。それ以上に嬉しいのは思いがけず想定外のものが撮れた時です。今回の函館旅では両方とも実現しました。良き旅でした。(2024/7/14-15)
旅は一泊二日で函館泊。狙いは紫陽花です。台風接近で生憎の空模様ですが、紫陽花撮りには好都合かも。途中立ち寄った大沼です。青空が広がり雲間から駒ヶ岳が姿を現しました。湖面には思いがけず睡蓮が見頃。旅の始まりで素敵な出会いです。
函館の宿は、いつも利用するグローバルビュー。マンションタイプの部屋は食器付きで簡単な調理もできて快適です。チェックイン後、紫陽花のロケハン。例年より1週間早い訪問でしたが、ちょうど見頃。「感」が当たりました。
翌朝は、青空が見え、日が差しています。天気予報が良い方に外れた感じです。まずは青柳町の坂の紫陽花。ここで撮るのは初めて。
十字街に戻ると、ちょうど旧型車両がやってきました。(イカすロケーションという函館市交通局提供の位置情報サービスで車両の動きが掴めます)
この朝の目標は、古参車両530。事前に日和坂で、いくつか撮りました。ここの紫陽花がいちばん見事です。個人が手入れをなさっておられると思います。感謝しながらの撮影です。
そして本命の530号車。車やバスと被りませんようにと祈りながらの撮影。大丈夫でした。
函館ドック前から戻ってきた530号車。相馬ビルの緑とのコラボ、街路樹の緑を額縁にして。
オマケのワンカットです。
満ち足りた気分で朝練終了。宿に戻りました。ゆっくり11時まで滞在してチェックアウトしました。
帰りに立ち寄った、大沼・小沼の間にある月見橋。ここで睡蓮が咲いていることを期待して。ありました睡蓮。この花との鉄道風景は初めてです。
同じ場所で撮った16年前(2009年)の写真です。季節は7月初め。コウホネです。
白老鉄日記vol.245「思い通りと思いがけず」でした。
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