半年ぶりの富良野です。友人のお誘いで晩秋鉄路、一泊二日の旅。久しぶりに富良野ナチュラックスに泊り、根室本線と富良野線を巡りました。根室線(富良野・新得間)廃線前年のように夜は富良野駅での駅撮りもしました。夢中で撮っていた2年前。近い過去ほど懐かしいものです。(2025/11/15-16)
岩見沢まで下道を走り、高速に乗って滝川インターで降りて、ロケハンしながら富良野に向かいました。落葉松黄葉は思ったより残っていました。時間が合った平岸駅で撮影開始です。
富良野で、友人Cさんと合流し撮影開始です。雲が多いものの、時折日が差すお天気。午後は本数が少ないですが、富良野始発の富良野線。落葉松黄葉が残っている学田辺り。中腹に見える建物は、六花亭ですね。
次は、日没まで、2本撮れそうな根室線へ。先ほどのロケハンで落葉松黄葉が残っていた野花南方面へ走ります。まずは島の下のトンネル。日は陰っていましたので、モモンガが巣から顔を出すイメージで列車を撮りました。
野花南の山肌には落葉松黄葉がかなり残っていました。曇っていた空も、地平線に雲が無く、列車通過時には日が差すという奇跡。夢中で撮りました。意外に木々が邪魔して列車は見え隠れ。でも大満足の1枚になりました。
富良野ナチュラクスホテルにチェックインして、夜は志那虎でラーメンを食べて暖まり、そのあとは夜の駅撮りです。キハ40が居た頃はもっと華やかだったように思いました。富良野は終着駅になりました。駅名坂の次の駅「ぬのべ」の表示は消え、西に向かう線路はもうありません。
翌朝は、始発から撮影。寒くはなく、お天気は快晴のようです。富良野岳が見えているので、始発列車(空知川鉄橋を渡る根室線)から撮影開始です。まだ夜明け前で、雲が赤く染まるタイミングで列車が通過しました。
予断ですが、いつも「列車」と表現しながら、北海道の場合は多くが単行(1両)なので少々違和感。鉄道に詳しくない方のように「電車」とは言いたくないし、かと言って「汽車」でもないし、なんと表現したら良いのか、困っています。
続いて、滝川方面からやってくる普通列車を、定番ポイントで散りました。ここも奥の方に少し落葉松黄葉が残っていました。ステンレスボディに朝日がまともにあたります。
続いて、ワインハウスと定番巡りの朝。ここで旭川のAさんも合流。視界良好の素晴らしい天気。山はちょっぴり雪化粧、落葉松黄葉もしっかり残り、定番風景・晩秋版です。
続いて、上富良野へと向かいました。十勝オールスターズが全部見え、雲で陰る心配もないパーフェクトなお天気です。
パノラマロード江花(かみふらの八景の一つ)からの眺めです。落葉松も葉を残してくれていました。正面には前富良野岳がくっきり見えていました。道路を横切り富良野線(DECMO2両)が小さく見えます。素晴らしい晩秋風景に感動です。ここは、ご事情で今回の旅にご一緒できなかったRさんおススメのポイントです。
アップダウンが続く美瑛。富良野地方。今度は盆地に降り、山々を全部入れて撮りました。
次は、同じく上富良野町にある丘のカーブ。まさか正面に芦別岳が見えるとは! 左にパンすると夕張岳まで見渡せます。昔、視界イマイチだった夏に訪ねた時は大違い。ここは四季折々、ぜひ訪ねたい場所に登録しました。
富良野線、締めの1枚
帰りは、237号線を南下しました。やはり寄ってしまったこの場所(廃線区間で最も好きだった山部の落葉松林)。2年前と同じようでいて、やはり違う。落葉松も人が大勢いたから張り切って輝いてくれたのではと思うほど。
いろんな名残りがいっぱいの素晴らしい旅にまりました。お誘い頂いた友人に感謝です。
この1年、ほとんど遠出をせず地元胆振で撮ってきましたが、今回の秋の富良野は四季のバリエーションとしてたいへん良いアクセントになりました。
白老鉄日記vol.261「名残りの秋旅」でした。
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